道議会文教委員会の質問・答弁概要(27年12月9日)
(道議会 2016-03-15付)

 道議会文教委員会(二十七年十二月九日開催)における丸岩浩二委員(自民党・道民会議)、川澄宗之介委員(民主党・道民連合)、佐野弘美委員(日本共産党)、山崎泉委員(北海道結志会)の質問、および山本広海教育部長、秋山雅行総務政策局長、野﨑弘幸教職員課服務担当課長の答弁の概要はつぎのとおり。

◆教職員の服務について

丸岩委員 道教委は、先日のわが会派同僚議員の質疑の中で、今回の(クリアファイル)調査の実施については、調査自体を疑問視するなどの、調査に否定的な意見がある一方、「有意義な調査となるよう期待する」など、調査の趣旨に賛同する意見など、道教委へ様々な意見が寄せられていると答弁をしているが、あらためて、今回の調査はなぜ必要だったのかを伺う。

 また、報告で、「教室内でクリアファイルが生徒の目にふれた」との回答があったが、このことについて、道教委の認識を併せて伺う。

野﨑教職員課服務担当課長 調査の必要性などについて。このたびの調査については、一部の学校で、職員の机の上に政治的目的を有すると考えられるクリアファイルが置かれていたことが確認されたため、教育公務員の政治的中立性を確保し、学校教育に対する道民の信頼を損なうことのないよう、道教委の責任において、人事院規則の関係規定などを示した指導通知の発出と併せて、書面による調査を行った。

 また、子どもたちの教育に直接携わる教員の果たす役割は極めて大きく、子どもたちや保護者の願いに公正・公平・誠実に対応し、信頼される存在であることが求められていると考えており、同調査において、教室内で政治的目的を有するクリアファイルが生徒の目にふれたことは、遺憾と考えている。

丸岩委員 高教組は、道教委に対する調査の中止撤回を求める要求書の中で、当該クリアファイルは、自分たちが配布したことを認めている。こうした行為は、学校教育に対する道民の信頼を損ねる行為であり、高教組に抗議すべきと考えるが、見解を伺う。

 また、高教組は、今回の調査は憲法二一条の表現の自由および二八条の団結権を侵害すると主張しているが、それについて道教委の見解を伺う。

秋山総務政策局長 職員団体について。子どもたちの教育活動に直接携わる教職員が組織する団体については、その活動によって、子どもたちへの影響はもとより、本道教育に対する道民の信頼を損なうことがあってはならないと考えている。

 道教委としては、職員団体活動として行われる行為であっても、その構成員である個々の職員については政治的行為に関する服務上の制約があることを十分理解の上、道民の誤解を招くことのないよう、高教組に申し入れをしていく。

 また、公務員の政治的行為の制限にかかわる最高裁の判例では、「行政の中立的運営と国民の信頼を確保するため、公務員の政治的中立性を損なうおそれのある政治的行為を禁止することは、まさしく憲法の要請に応え、公務員を含む国民全体の共同利益を擁護するための措置にほかならない」とされている。

 今回の調査は、教育公務員の政治的中立性を確保し、学校教育に対する道民の信頼を損なうことのないよう、法令等に違反するおそれのある行為などについて、その状況を確認したものであり、憲法に抵触するものではないと考えている。

丸岩委員 報告にある、「教室内でクリアファイルが生徒の目にふれた」「職員室の職員の机上に置かれているのを見た」などの児童生徒や保護者に誤解を招くような行為が教育現場で行われることのないよう、道教委として、服務規律を徹底すべきと考える。

 今回の調査結果を踏まえ、道教委として、今後、学校に対して、どのように指導していくのか伺う。

山本教育部長 今回の調査にかかわり、今後の対応について。学校教育の成否の鍵を握るのは、家庭・地域との信頼や協働を基盤として、校長のリーダーシップのもと、教職員が互いを信頼し、適切な学校運営を行うことであると考えており、このような信頼関係の前提となるのは、教職員の法令等の順守であると認識している。

 道教委としては、今回の調査において、道立学校では、政治的目的を有すると考えられるクリアファイルが職員室の机の上に置かれていたこと、さらに、教室内でクリアファイルが生徒の目にふれたことが確認されたことから、あらためて全道立学校に対し、今回の調査結果と併せて、教職員の政治的行為の制限についての通知を発出し、服務規律の確保に万全を期すよう指導していく。

 なお、市町村立学校については、「職員室の机の上に置かれていた」などの回答はなかったが、市町村教委に対して、今回の調査結果と併せて、注意喚起の通知を発出していきたい。

 道教委としては、今後とも、教育活動が適切に行われるよう、学校における服務規律の徹底について、様々な機会を通じて、指導助言に努めていく。

◆教職員の服務について

川澄委員 今回の調査によって、具体的に個人名を挙げた報告があったのかを伺う。

野﨑教職員課服務担当課長 報告の内容について。今回の調査では、「アベ政治を許さない」という文言が入ったクリアファイルについて、校内で職員が「配布しているところ」を見た、または、校内で「置かれている」ところなどを見たことがあるか否か、ある場合については、その状況等を調査したものであり、「置かれている」ところなどを見たという十五校二十件の回答においては、その状況等の記述の中で、個人名が書かれていたものがあった。

― 要 望 ―

川澄委員 個人名を書くことが、思想信条を聞き出すことにつながるものであると認識している。道の条例等によって、個人名を公開することはないと思うが、こういった点をしっかりと守っていくことをお願いしておきたい。

川澄委員 該当する学校は、今回の報告で道立学校のみということであり、小中に関しては、該当がなかった。これは、当然のことだと思っている。この点についての道教委の見解を伺う。

野﨑教職員課服務担当課長 調査結果について。二十七年八月末に、道立高校内で政治的目的を有すると考えられるクリアファイルが職員の机の上に置かれていたとの情報が寄せられ、全道立高校に聞き取り調査を行ったところ、五管内五校で当該クリアファイルが確認された。

 こうした行為は、法令等に違反するおそれがあることから、指導通知を発出するとともに、道内の公立学校における状況を把握するため、あらためて書面による調査を行ったものであり、結果として、市町村立学校においては、校内で「配布する行為を見た」、または校内で「職員の机の上に置かれていた」ところなどを見たことは確認されていなかった。

― 意 見 ―

川澄委員 答えにあったように、小・中学校についてなかったことは、当然のことだと認識している。

川澄委員 今回の調査に関しては、現場の教職員から戸惑いの声を聞いている。また、学校長からも、日々、学校教育を進めていただいている自分の学校の先生方に、こういった調査をしてもらう、やらざるを得ないことについて、先生方に負担をかけるといった声を実際に聞いている。

 こういった教職員、管理職の声に対して、道教委はどのような認識をもっているのか伺う。

野﨑教職員課服務担当課長 調査にかかる意見などについて。今回の調査については、一般の方から様々な意見が寄せられており、「ファィルを持っているだけで調査するのはやり過ぎ」「調査は不適切であり中止すべき」など、調査に否定的な意見がある一方、「法的に問題があるならきちんと調べるべき」「有意義な調査となるよう期待する」など、調査の趣旨に賛同する意見があった。

 道教委としては、教育公務員の政治的中立性を確保し、学校教育に対する道民の信頼を損なうことのないよう、法令等に違反するおそれのある行為などについて、その状況を確認するため調査を行ったものであり、一般職員については、無記名で任意提出とし、その旨を調査要領および調査票に明記している。

― 再質問 ―

川澄委員 先生方が不安を感じている、管理職が先生方に負担をかけるという思いでいた。そういった点の認識について伺ったので、再度、その点について伺う。

野﨑教職員課服務担当課長 調査にかかる意見などについて。職員団体からは、クリアファイル調査にかかわって、申し入れがあった。

 そうした中で、道教委としては、教育公務員の政治的中立性を確保し、学校教育に対する道民の信頼を損なうことのないよう、法令等に違反するおそれのある行為などについて、その状況を確認するため調査を行ったものであり、一般職員については無記名で任意提出とし、その旨を調査要領および調査票に明記するなど配慮した。

― 指 摘 ―

川澄委員 いくら配慮したとは言っても、本来、先生方は、服務規律をしっかりと守った上で、常日ごろ、仕事をしているわけであるし、また、そもそも違反行為がなかったわけである。

 特に、小中にかかわっては、こういったこと自体がなかった。こういった調査を行うことが、どれだけ、学校側に大きな負担を与えたか、これは心理的な部分も当然であるし、実際に調査しなければならないといった負担もある。

 本来、必要ではない調査だと思っている。こういったことが行われることが、現場で、先生方の日常活動に対して大きな影響を与えた。こういった点を、道教委はしっかりと認識していかなければならない。この点について、指摘しておく。

川澄委員 この調査にかかわって、先月の文教委員会で質問させていただいた。“おそれがある”“疑義がある”という状況で、こういった調査を行うことについては、政治的中立に基づいた実践を阻害するのではないかといった点を指摘した。教職員の個人の思想信条に不当に介入していくことは憲法の問題にもかかわることについても申し上げた。

 今後は、個人の思想信条に介入するような調査を、教育行政は、決して行うべきではないと考えているが、道教委の見解を伺う。

秋山総務政策局長 道教委が行う調査について。教員も、一私人としては、思想の自由、表現の自由に基づく政治活動の自由が保障されているが、教員は、心身ともに発達段階にある児童生徒の価値観の形成に対し、強い影響力がある。

 こうした中で、公務員の政治的行為の制限にかかわる最高裁の判例では、「行政の中立的運営と国民の信頼を確保するため、公務員の政治的中立性を損なうおそれのある政治的行為を禁止することは、まさしく憲法の要請に応え、公務員を含む国民全体の共同利益を擁護するための措置にほかならない」とされている。

 このたびの調査については、一部の学校で、職員の机の上に政治的目的を有すると考えられるクリアファイルが置かれていることが確認されたため、教育公務員の政治的中立性を確保し、学校教育に対する道民の信頼を損なうことのないよう、道教委の責任において、人事院規則の関係規定などを示した指導通知の発出と併せて、書面による調査を行った。

 道教委としては、教育活動が適切に行われるよう、学校における服務規律の徹底について、指導助言に努めていくとともに、必要な調査に当たっては、その趣旨などが正確に理解されるよう各学校に対し、丁寧に説明していく。

― 要 望 ―

川澄委員 教員も、一私人として、思想信条の自由があることを保障されているのは当然である。

 今回のクリアファイルの問題について、置いてあったということを通して、一概にそれが憲法に違反している、教職員の政治的行為に反しているというわけではない。こういった中で、特定の個人をあぶり出すような状況もあった。そういったことについては、今後、絶対に行わないということを申し入れておきたい。

川澄委員 これまで、学校が地域や保護者とともに築き上げてきた信頼を、こういった調査一つで、大きく損ねてしまう状況が出てきている。

 道教委として、今回の調査によって傷がついてしまった、地域や保護者との関係回復に向けて、どのような手立てを考えているのか伺う。

秋山総務政策局長 地域等との信頼関係について。近年、学校や子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しており、子どもたちの確かな学力、豊かな心、健やかな体など「生きる力」を育むためには、学校、家庭および地域住民等がそれぞれの役割と責任を自覚し、地域社会全体で取り組むことが必要と考えている。

 こうした中、子どもたちの教育に直接携わる教員の果たす役割は極めて大きく、子どもや保護者の願いに公正・公平・誠実に対応し、信頼される存在であることが求められている。

 道教委としては、こうした認識に立ち、今後とも教育環境の整備に全力を尽くすとともに、学校における指導方法や服務規律の徹底について、必要な指導助言に努めていく。

 なお、必要な調査に当たっては、その趣旨などが正確に理解されるよう、各学校に対して、丁寧に説明し、道教委が中心となって、地域・保護者との信頼関係が確保できるよう努めていく。

― 指 摘 ―

川澄委員 子どもたちの教育に直接かかわる教員の果たす役割は大きい。子どもや保護者の願いに、公正・公平・誠実に対応し、信頼される存在である。これは常日ごろ、教職員、学校が取り組んできたことであるし、そういった中で、地域との関係を丁寧に築き上げてきた。こういった調査が、地域に大きな影響を与え、または、これまでの関係を崩してしまう要因になったのではないかと強く思っている。

 先生方は、真摯に子どもたちや地域に向き合っている。こういったこと一つが、学校と地域の関係を壊してしまう可能性があることをしっかりと認識していただかなければならない。このことについては、強く指摘をしておく。

川澄委員 教職員は服務規律を守る点について、様々な通知等によって、十分理解している。

 本来、道教委は、服務規律を徹底することだけではなく、教職員が創造的な実践を行うことができるような、教育環境の整備に努めるべきではないかと考えている。この点についての見解を伺う。

山本教育部長 今回の調査にかかわって、道教委の役割などについて。学校教育の成否の鍵を握るのは、家庭・地域との信頼や協働を基盤として、校長のリーダーシップのもと、教職員が互いを信頼し、適切な学校運営を行うことであると考えており、このような信頼関係の前提となるのは、教職員の法令等の順守であると認識している。

 本道の未来を担う子どもたちが社会の諸課題について多面的・多角的に考え、自ら参画しようとする意欲を養うような創意工夫のある教育の実践が求められている中で、道教委としては、今後とも、教育活動が適切に行われるよう、学校における服務規律の徹底について、様々な機会を通じて指導助言に努めていきたいと考えている。

― 指 摘 ―

川澄委員 信頼関係の前提となるのは、教職員の法令順守という答えがあった。これは当然である。こういったことのもとで、先生方は常日ごろ実践している。本道の未来を担う子どもたちが、多面的多角的に社会の問題について考え、自ら参画する意欲を養うことの重要性も、答えの中にあった。こういったことを考えて、先生方は常日ごろ、授業実践や生活指導を含め、保護者地域との関係づくりに汗を流してきた。

 どの答弁の中にも、“服務規律の徹底をしっかりと指導していく”といったことばかりが並んでいる。こういうことは当然であって、実際に、今回の調査でも問題がなかった。

 本来であれば、教育委員会の役割は、学校が保護者や子どもたちにしっかりと向き合える環境をつくっていくことだと思っている。こういった点については、単に、服務規律の徹底、法令順守といった視点だけではなくて、教職員がしっかりと、子どもたちや地域に向き合える環境を整備していく。

 これが、教育行政に課せられている役割だということをしっかりと認識していただくことを申し上げる。

◆教職員の服務について

佐野委員 今回の調査で、法令違反を認める事例は一件でも確認されたのか。

野﨑教職員課服務担当課長 このたびの調査結果について。道立学校において、政治的目的を有すると考えられるクリアファイルが職員室の職員の机の上に置かれていたことが確認されているが、直ちに法令等に違反するものではない。

― 指 摘 ―

佐野委員 法令違反は一件もなく、クリアファイルも組合員以外に配布した事例も確認されなかった。そもそも、疑わしいというだけで、このような調査を行うべきものではなかったのではないか。現場からは、道教委が行った調査に対して、不信の声が出ている。道教委自ら、教職員の中に混乱と不信をもち込んでどうするのか。

 必要性のない調査を行う余力があるのであれば、一千二百件を超える免許外許可の解消や、学校の雨漏りを十九件も放置している問題など、真っ先にやらなければならないことが、ほかにあるのではないか。

 道教委は、子どもたちの学びと成長のために、学校教育への介入ではなく、教育の自主性・自律性・自由が担保された上で、教職員の信頼関係に支えられた学校教育が営まれるように、先頭に立つべき。

 あらためて、今回の調査には何の道理もない。今後も、法令違反のおそれがあるというだけで調査を行い、教職員現場に無用の混乱と道教委への不信を広げることのないよう、強く指摘する。

◆教職員の服務について

― 意 見 ―

山崎委員 今回の件で、法令に違反したか、違反していないかという問題よりも、個別名を挙げて生徒にふれることに対して、注意しなければならない部分がある。

 例えば、このアベさんの親戚が、子どもたちの中にいるかもしれない。子どもの目にふれるところに個人名があることは、政治的なものは別にしても、いいことでは決してない。

 このクリアファイルを見たとき、意図的にやった部分は、ないのではないかとも推測される。同時に、今の質疑を聞いて、これだけ教員が圧迫感というか、信頼関係を損なうような負荷を受けたということを考えるのであれば、するかしないかという問題ではなくて、やり方について、考えるべきことはあるのではないかという気はしていた。やればいいというのではなく、内容は考えてもらいたいと思うし、論点として、このクリアファイルを通して、アベ政権を倒せといった部分が生徒の目にふれることは、あんまりいいことではないと考えなければいけない。

(道議会 2016-03-15付)

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