道議会文教員会の質問・答弁概要(28年3月23日)(道議会 2016-07-01付)
道議会文教委員会(三月二十三日開催)における川澄宗之介委員(民主党・道民連合)の質問、および山本広海教育部長、梶浦仁学校教育局長、岸小夜子義務教育課長の答弁の概要はつぎのとおり(役職などはすべて当時)。
◆年間指導計画について
川澄委員 学校も卒業式を無事に迎えて、子どもたちは進級あるいはつぎの新しい学校へと進学する状況になっていると思う。先生方も一年間を終えて、教育活動はどうだったかを振り返りながら、これから始まる新年度に向けて、計画を立てて取り組んでいくところだと思う。
そういった中で、教育課程・年間指導計画が学校でどのような状況になっているのか、この点について、現状などを聞いている。そういった中で、いくつか課題としてみえてきたものがあるので、質問する。
本来、学校においては標準授業時数に基づいて、年間計画を立て、一年間かけて授業を進めていく、そういった状況であると私は思っているが、一部の学校において、なるべく早い段階または具体的にいうと、一月までにすべての学習を終えてもらいたい、こういったような状況が出てきている、指導されていると聞いているが、実際にそういった実態があるのかどうか伺う。
また、実態があるとすれば、どういった理由でそのようなことが行われているのか伺う。
岸義務教育課長 年間指導計画について。道教委では、各学校において、学習指導要領に基づき、児童生徒に対して指導すべき各学年の内容が、確実に指導されるよう、適切な授業進度を確保した年間指導計画の作成、実施などについて指導している。
特に、中学校第三学年においては、道内の高校などへの進学率が九八・九%であり、大多数の生徒が公立高校および私立高校などの入学者選抜検査を受検することを踏まえ、検査対象となる教科について一月中のできるだけ早い時期までに確実に指導するよう通知している。
―再質問―
川澄委員 特に、中学校三年生では、入試のことがあるので、早い段階ですべての学習を終える、これは当然のことであると私も理解している。
ただ、中学校第三学年以外でも、例えば小学校六年生であれば、算数は一月には大体の学習を終えて、六年間の復習という形で学習が進められている、そういった形で指導計画が作成されていることも理解している。ただ、ほかの学年においても、なるべく早いうちに一年間の学習を終えなければならない、こういった指導、プレッシャーが先生方にはあるようで、管理職からも、一年間の学習をなるべく前倒ししてm早く終えるようにと指導されていると聞いているが、見解を伺う。
岸義務教育課長 年間指導計画について。学校の教育課程は、学習指導要領総則において、教育基本法や学校教育法などの法令や学習指導要領に従い、児童生徒の人間として調和のとれた育成を目指し、地域や学校の実態および児童生徒の心身の発達の段階や特性を十分考慮して、適切に編成することとなっている。
道教委では、こうした考えを踏まえ、各学校において学習指導要領に基づき、児童生徒に対して指導すべき各学年の内容が、確実に指導されるよう、適切な授業進度を確保した年間指導計画の作成、実施などについて指導している。
川澄委員 前倒しをするとなれば、先生方はなるべく早く終わるために、学習内容をどんどん縮めてやらなければならないといったプレッシャーを感じるわけであり、適正な時期にしっかりと年度内に終わることが当然であると思うので、そういった点に配慮していただきたい。
現状では、ほとんどの学校が年間指導計画どおり授業時数は確保されていると考えているが、道内の現状はどうなっているのか伺う。
岸義務教育課長 授業時数について。道教委では、道内の小・中学校の教育課程実施状況について、各市町村教委から、学期ごとに報告を受けており、二学期末の時点で授業進度に遅れがあると報告のあった学校は、小学校八校、中学校八校であり、それらの学校の授業進度が遅れた原因は、学習内容の定着のため、多くの時間を要したとか、教科担任の病気などによって、教科指導ができる教員の確保に時間を要したなどであった。
ことし二月末現在の各市町村教委の報告では、遅れた十六校については、余時数、いわゆる予備の時数を配分して授業を行ったり、長期休業日の日数を短縮して授業を行ったりするなどの取組を行ったことによって、すべての学校で遅れを回復している。
川澄委員 道内すべての学校で、年間指導計画を立てているわけであり、それに基づいて先生方、子どもたちの理解だとか、様々な研究事業によって少しコマ数を増やすとか、いろいろな取組があると思うので、適正に確保されていると認識をしている。
教育課程の編成に当たっては、一部の学校や地域において、教職員間の十分な論議がないまま、決定されている状況にあると私も聞いている。
例えば、総合的な学習の時間にALTをすべて活用する形で話が下りてくる。本来であれば、先生方が子どもたちの実態をみながら、うちの学校にとって相応しい外国語活動の在り方を考えるだとか、その中でALTに何回入ってもらうかなど、教育課程の編成は、学校で行うべきであるが、一部の学校で今言ったように、校長先生からこういった形でやると下りてきて、教職員の中で論議がされないまま決定がされたという実態があると思っている。こういった実態についてどのように考えているのか伺う。
岸義務教育課長 教育課程の編成について。各学校の教育課程は、校長の権限と責任において編成するものであり、具体的な編成作業については、地域や学校、子どもの実態などを的確に把握・分析し、それをもとに、学校の教育課題を明確にし、全教職員の協力のもとで行われるものであると認識している。
総合的な学習の時間は、「自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、より良く問題を解決する資質や能力を育成する」というねらいを踏まえて、各学校が創意工夫を生かして実施されるものであり、教育課程への位置付けや指導計画の作成などについては、校長の権限と責任のもと、学級や学年の枠を超えて、教職員同士が連携協力し、創意工夫を生かして行うことが重要であると考えている。
川澄委員 教育課程の編成は、校長の権限と責任のもとと話があったが、質問の中で聞いたように、ある意味、校長の権限と責任のもと、一方的に決められてしまった状況がある。それが果たして子どもにとってふさわしいのか、答弁にあったように、具体的な編成作業は地域や学校、子どもの実態に合わせて行うべき。また、総合的な学習の時間のねらいに基づいて、各学校が創意工夫に基づいてやることが重要だと答弁された。
こういった形で校長の思いもあったと思うが、実際に子どもたちと授業を進めていく先生と十分論議しながら、その学校にとって相応しい総合的な学習の時間の在り方などを検討していくことが必要だという点については、各学校に対して機会があるたびに、説明または指導していただきたい。
根本的な部分であるが、教育課程の編成、また年間指導計画の策定に当たっては各学校に対し、どういった点について配慮するよう求めているのか伺う。
岸義務教育課長 教育課程の編成などについて。各学校においては、学校教育の目的や目標の達成を図るための教育課程を編成する必要があり、その編成に当たっては、法令および学習指導要領の示すところに従うこと、それから児童生徒の人間として調和のとれた育成を目指すこと、さらには地域や学校の実態を十分考慮すること、児童生徒の心身の発達の段階や特性などを十分考慮することなどに配慮することが大切であると考えている。
川澄委員 例えば年間指導計画について伺うが、この間、わが会派、私も含めて、一般質問などで、総合的な学習の時間などへの位置付けの問題について様々な指摘をさせていただいた。
例えば、政治的教養を深める学習だとか、アイヌ民族に対する文化だとか、歴史に対する学習、そして私もこの間質問しているが、人権、子どもの権利にかかわる学習の位置付け、または職業観だとかの学習をする時間について、年間指導計画は非常に厳しい状況にある。その中に位置付けることが必要だということを、指摘または質問させていただいているが、答弁の中では指導助言をしていくといった形がほとんど。明確に年間指導計画にこういし学習が必要なものについては位置付けること、こういった点について各学校に対して働きかけをしていく必要があるのではないかと考えるが、見解を伺う。
岸義務教育課長 様々な教育課題への対応について。各学校においては、アイヌの人たちの歴史・文化などに関する学習、政治に対する関心を高める学習、望ましい勤労観や職業観を育む学習、さらには人権を尊重する心を育む学習などの教育課題については、児童生徒の発達の段階を考慮して、学習指導要領に基づき、取り扱う教科などはもとより、教科などを横断して指導するなど、学校全体で計画的・系統的・組織的に取り組むことが必要と考えている。
道教委ではこれまで、こうした課題の指導の在り方をまとめた指導資料『教育課程改善の手引』に掲載することをはじめ、課題別に実践事例を紹介する資料を作成・配布するとともに、教育課程研究協議会などを通じて、各学校に適切かつ効果的な指導が行われるよう指導助言を行ってきた。
今後とも、こうした取組を進める中で、総合的な学習の時間などの年間指導計画に位置付けた事例の提供を加えるなどして、各学校におけるアイヌの人たちの歴史・文化などに関する指導や政治に対する関心を高める教育、さらには望ましい勤労観や職業観などを育むキャリア教育、人権を尊重する心を育む学習などが各教科等間で関連を図りながら、適切に年間指導計画に位置付けられ、実施されるよう、支援していく考えである。
―意見―
川澄委員 先生方の中には、アイヌの人たちに対する理解を深める学習のために、総合的な学習の時間を活用して、様々な取組をされている事例を見たり聞いたりしている。
例えば、低学年であればアイヌ紋様切り抜きを実際に行ってみるとか、こういった形で学習指導要領に基づいて、ねらいを明確にしながら関連性を図るなどすることもできると考えている。
こういった点について、一生懸命やられている先生がいる中で、なかなか年間指導計画に位置付けることができない、できればつぎの学年でやっていきたいという思いがあっても、位置付けられていないことによって、どこで取り組んでよいのか難しい状況もあると理解している。
こういった点で、子どもたちの状況に合わせて各学校の先生方でしっかり話し合いながら、年間計画に職業観を養う学習や人権の問題をしっかりと位置付けながら、多くの先生方が取り組めるような支援をしていただくことを求めておきたい。
川澄委員 チャレンジテストについてであるが、道教委は二十八年度の各学校の年間指導計画に位置付けることを求めていると聞いている。このことで、先生方からいろいろと話をいただいているが、本来、学習すべき内容が年間指導計画からはみ出てしまうのではないかという心配をしている。
子どもたちの学習状況や進度に合わせて、実態に合わせて柔軟に活用すべきではないかと考えているが、見解を伺う。
岸義務教育課長 チャレンジテストについて。道教委では、これまでも、学校に対して、子どもが学年で学習した内容を確実に身に付けて上の学年に進学、進級できるよう、年間指導計画の各学期末に学習内容の定着を図る時間を設定するよう、指導助言してきたところであり、そうした時間の中でチャレンジテストが活用されるものと考えている。
また、学校からは、チャレンジテストを教育課程に位置付けて授業の中で活用したいとか、単元や学期の評価問題として活用したい、時期を考慮して実施してほしいなどの要望や意見があったことから、授業の中でより一層活用できるよう、内容の充実を図るとともに、配信日から結果登録までの実施期間を一ヵ月以上確保したこと、学年末問題の中学校第三学年の問題配信日を入試を考慮して二週間早めたことなど、改善を行い、各学校が効果的に取り組めるよう配慮している。
なお、二十八年度の配信計画は、ことし二月に示し、各学校があらかじめ児童生徒の実態に応じて、年間指導計画に位置付けて実施できるようにした。
―指摘―
川澄委員 年を追うごとに、チャレンジテストの内容も様々な検討を加えて、各学校で使いやすい状況を検討されている。その点については私も理解をしている。
ただ、学校では子どもの定着度に合わせて活用していきたい。そのときの子どもたちの状況によって違うわけだから、一律にこの時間で使うというのもなかなか難しいといった話も実際に聞いている。現場の声としては、もっと柔軟に使わせてほしい、定着を図るために時間を取ってチャレンジテストを活用したいという声もあれば、もう少し授業の進度も考えて、別な場面で使いたい、といった声も聞いている。年間指導計画に沿って使うとなると、そこに合わせて授業進度を変えていかなければならないということで、これは私の杞憂かもしれないが、そういった状況がないわけでもない、これは実際に先生方が指導していて感じている声だと思う。
チャレンジテストをこなすために授業内容が変わってしまったら、本末転倒になってしまうと思うので、子どもの実態に合わせて先生方が柔軟に活用できるような方策を今後も検討していただきたい。
川澄委員 文部科学省の調査において、七割以上の小・中学校が標準授業時数を上回っている、そういった状況があり、中には年間七十時間を超えて授業時間を確保しているといったことがあると聞いている。
このことは、週当たりに換算すれば二コマ多いことになる。あまりにも確保し過ぎると私も問題かなと思っており、確かに、インフルエンザであるとか暴風雪による休校という問題もある。こういった不測の事態に備えて、標準授業時数を上回る計画は理解している。
ただ、行き過ぎた授業時間の確保は、やはり問題ではないかと思う。この点についての認識を伺う。
岸義務教育課長 授業時数について。各学校においては、学校教育法施行規則で定められている各教科などの標準の年間授業時数を踏まえ、地域や学校、児童生徒の実態や負担過重を考慮し、個に応じた指導などの指導方法・指導体制、教材などの工夫改善など授業などの質的な改善を図りながら、学習指導要領に示されている内容を指導するために必要な時間を実質的に確保することとなっている。
各学校では、こうしたことを踏まえるとともに、災害や流行性疾患による学級閉鎖などの不測の事態も考慮し、授業時数を適切に配当した教育課程を編成しており、授業の実施に当たっては、学年や学期、月ごとなどに授業時数の実績の管理や児童生徒の学習状況の把握を行うなど、適切に進められていると考えている。
川澄委員 私も土曜授業にかかわって、以前も文教委員会で質問をさせていただいたが、新年度に当たって道内の多くの自治体は、土曜授業の推進を掲げている。教育長の推進の方針に挙げられているところが多数あると私も認識している。
こういった中で、私も昨年八月の文教委員会で土曜授業について質問させていただいた。その中で、あくまでも土曜授業は多様な学習機会の充実のために行うものであって、授業時数確保の目的はないこと、こういった点について質問したところだが、再度、見解について伺う。
岸義務教育課長 土曜授業について。土曜授業は、学校週五日制の趣旨を踏まえ、子どもたちが土曜日を有意義なものとして過ごすことができる豊かな環境を整える方策の一つとして、学校において多様な学習や豊かな体験活動などの充実した学習機会を提供しているもの。
こうした趣旨を踏まえ、道教委では、二十六年度から国の「土曜授業推進事業」に取り組んでおり、本事業では、外部人材等の活用など、授業を土曜日などに実施することの利点を生かし、教科の学習を含めた多様な学習や体験活動などの学習機会を提供する実践的な研究を行っている。
―再質問―
川澄委員 土曜授業は、あくまでも多様な学習環境の充実のために行うものであって、時数確保の目的ではないと私は思っている。再度、見解を伺う。
梶浦学校教育局長 道教委としては、土曜授業は、学校週五日制の趣旨を踏まえ、子どもたちが土曜日を有意義なものとして過ごすことができる豊かな環境を整える方策の一つとして、各学校において多様な学習や豊かな体験活動などの充実した学習機会を提供しているものであると認識している。
―意見―
川澄委員 今、話があったとおり、学校五日制の趣旨を踏まえて行われていると認識されているということだから、あくまでも時数確保の目的で行っているものではないと私は押さえておきたい。
川澄委員 このあと、実施を検討している自治体も数多くあるかと思っている。子どもたちにとって負担にならない、単純に教科の学習を増やすであるとか、授業時数を確保していく、そういった目的ではなく、話のあったように、しっかりと五日制の趣旨を踏まえた上で、実施していただきたいということを、各自治体に対して指導助言していただきたい。
あくまでも編成に当たっては、学校や子どもの実態および地域の実情に合わせて、直接子どもに携わっている先生方、教職員の間での論議を通して、それぞれの学校に相応しい形で編成されるべきものと私は考えているが、見解を伺う。
山本教育部長 教育課程の編成について。先程、担当課長が申し上げたが、学校の教育課程は、学習指導要領総則において、教育基本法や学校教育法などの法令や学習指導要領に従い、児童生徒の人間として調和のとれた育成を目指し、地域や学校の実態および児童生徒の心身の発達の段階や特性を十分考慮して、適切に編成することとなっている。
また、編成に当たっては、学校の運営組織を生かし、各教職員がそれぞれの分担に応じて十分研究を重ねるとともに教育課程全体のバランスに配慮しながら、創意工夫を加えて編成することが大切であり、校長は、学校全体の責任者として指導性を発揮し、家庭や地域社会との連携を図りつつ、学校として統一のある一貫性をもった教育課程の編成を行うよう努めることが必要と考えている。
道教委としては、こうした考えに基づき、各学校において、児童生徒に生きる力を育成することを目指し、教育課程が適切に編成されるよう各種教員研修や指導主事の学校訪問を通じて指導助言していく考えである。
―指摘―
川澄委員 今、学校において、教育課程が、その学校の実態や子どもの状況に合わせた編成ができないような状況があると私は認識している。先ほどの例で申し上げたような英語の活動を一方的に決定されてしまう状況も出てきており、例えば、総合的な学習の時間であれば、導入当初は先生方が、かなり創意工夫に基づいて、そのねらいを実現するために多様な活動に取り組まれてきたと考えている。
ただ、現状では毎年のように同じ活動を続けている、そういった実態もあるように考えている。
やはり、目の前の子どもが、どういう学びが必要であるとか、子どもたちにとって必要な学力は何かという点について、研修などで先生方は日々、話し合いを通じて実践されていると認識している。授業時数の確保は大きな課題であるが、土曜授業の問題についても時数確保に走ることは決してあってはならないと思っており、何よりも子どもたちにとっては、その子にふさわしい学びを学校は提供しなければならない。
道内は広い地域であり、それぞれの学校の実態であるとか環境もある。それに合わせた取組ができるということは非常に重要だと思っている。答弁の中にも、創意工夫を加えて編成することが重要であるとか、校長は家庭や地域社会との連携を図りつつ、学校として統一のある一貫性をもった教育課程の編成に努めることが必要だと申された。
今、各学校では、何々小スタンダード、何々中スタンダードといった形で画一化された学習形態、それがどの先生も同じような指導になってしまうような状況、毎年同じような取組を繰り返す、こういった実態がいま増えてきていると感じている。
本当であれば、先生方が創意工夫しながら子どもの学びをつくっていくものだと思っている。単純に型にはめることなく、学力の向上を図ることも必要だと思う。その学力の向上に向けても、先生方が様々な話し合いを重ねながら、どのように学力を高めていくか、また、総合的な学習の時間などを含めて、子どもたちの人間性の育成、どういうものを行っていくのかについて、創意工夫が必要だという点、何回も答弁の中に出てきており、校長先生にもしっかりと指導していただき、先生方でふさわしい教育課程、そして、年間計画をつくっていくよう指摘しておきたい。
(道議会 2016-07-01付)
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