道議会文教委（２８年１１月２８日）　ＰＴＡなどと連携し家庭学習を習慣化　梶浦学校教育監が答弁

（道議会 2016-12-01付）

　道議会文教委員会（十一月二十八日）では、学力向上にかかわり、主体的に学ぶ態度の育成について質疑が行われた。

　梶浦仁学校教育監は「全国学力・学習状況調査の結果などから、本道の子どもたちには、主体的に学習に取り組む態度や自己の感情、行動をコントロールする力、より良い生活を自主的に形成する態度などを身に付けさせる必要がある」との認識を示した。

　また、『二十八年度全国学力・学習状況調査北海道結果報告書』において、「主体的・対話的で深い学びの実践に向けた授業改善の取組をはじめ、子どもがテレビを見たり、ゲームをする時間など生活の約束を守る取組、また、中学生が主体となって、携帯電話等の利用に関する地域のガイドラインを作成した取組など、道内の市町村や学校で成果を上げている事例を掲載した」と説明。

　今後は、「子どもの家庭学習の習慣化や生活習慣の確立が図られるよう、こうした事例を活用するなどして、主体的に取り組む態度を育成することの重要性等について、市町村教委や校長会、ＰＴＡ連合会等と連携し、様々な機会を通して、広く普及啓発に努めていく」と答弁した。

　田中英樹委員（公明党）の質問に答えた。

(道議会 2016-12-01付)