札幌市教委 学校図書館地域開放事業 ２９年度は小・中１１７校に拡大（市町村 2017-02-24付）
札幌市教委は二十九年度、学校図書館地域開放事業について、開放校数を二校増やし、小・中学校合わせて百十七校とする。子どもの読書活動の充実や、子どもと大人の相互交流の場を広げるもの。三十一年度までに百二十一校での実施を目指す。
市教委では二十一年度から「雪・環境・読書」をテーマとした札幌らしい特色ある学校教育を展開。札幌市の教育が目指す人間像「自立した札幌人」の育成に向け、様々な取組を実施している。
「読書」に当たる同事業では、子どもおよび地域住民の読書活動を活発にするほか、読書を通じて子どもや大人、大人相互の交流の場を広げるなど地域社会の教育力向上を目的としている。
各校のＰＴＡに事業を委託して実施。地域ボランティアが活動を担っており、本の貸し出しや読み聞かせのほか、大型紙芝居など子ども向け行事や読書会など大人向け行事、図書館の装飾などを行っている。
二十九年度は小・中学校合わせて百十七校に拡大する予定。三十一年度までに百二十一校での実施を目指していく。
(市町村 2017-02-24付)
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