赤平市の２９年度予算案　統合中学校建設に着工　全小学校へタブレット端末支給

（市町村 2017-02-24付）

　【岩見沢発】赤平市は十七日、二十九年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比一八・五％増の百三億三千万円を計上。このうち、教育費は三五三％増の十九億八千四百万円で、構成比は一九・二％となっている。二十九年度に着工する統合中学校建設に十五億円を計上したことが増額の要因。継続事業ではこのほか、児童にタブレット端末をリースする「ＩＣＴ活用による学力向上支援事業」に三百七十九万円を計上しており、支給対象を全小学校まで拡大する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽幼稚園教育の推進＝一、五二六―施設整備

▽小・中学校教育の推進＝二〇、三九六―学校給食センター備品購入、中学生通学助成

▽特別支援教育の推進＝九四六―通級指導室管理運営費

▽生涯各期における教育の充実＝二三六

▽社会教育施設の充実＝四、三六〇

▽文化活動の充実＝一〇〇

▽地域の歴史･文化・産業遺産の保存継承＝一七七

▽スポーツ・レクリエーション活動の推進＝五、〇二二―総合体育館施設整備ほか

▽ＩＣＴ活用による学力向上支援＝三七九

▽統合中建設＝一五七、五七七

▽給食センター施設整備＝五五三

▽総合体育館施設整備＝七〇一

▽高校通学費等助成＝一、五〇〇

▽人材育成・定住促進奨学金＝一、六六八

(市町村 2017-02-24付)