一定道議会一般質問（２９年３月７日）　１年生から就業体験を　高卒者の地元企業就職支援で教育長

（道議会 2017-03-10付）

　柴田達夫教育長は、一定道議会一般質問（七日）で、高校卒業者の地域企業への就業について答弁した。

　中で、「高校においては、生徒の将来に対する目的意識や、仕事に向かう意欲や態度等を育み、社会人、職業人として自立していけるよう、地域や地元企業などと連携しながら、キャリア教育の充実を図ることが大切」との認識を示した。

　また、道教委の取組について、「地域の企業や人材などを活用したインターンシップや職業講話をはじめ、生徒の希望に応じたきめ細やかな進路指導の実施などについて、学校に指導助言するとともに、地域の企業の協力を得て、高校就職促進マッチング事業をすべての管内で行うほか、本年度から新たに、道経済部が実施する〝じもと×しごと発見フェア〟に協力するなどして、地域の仕事などの理解を目的とした取組を進めている」と説明。

　今後は、これらの取組の充実とともに、「地元企業や事業所などへのインターンシップを一年生から実施することなどについて、学校に働きかけるなどして、地域の企業や産業への理解を深め、就業につなげることができるよう取り組んでいく」と述べた。

　清水拓也議員（自民党・道民会議）の質問に答えた。

(道議会 2017-03-10付)