オホーツク管内小中教頭会が総会　校長と一枚岩で課題解決　新会長に北見市端野小・二神氏　

（関係団体 2017-04-28付）

研修活動の充実と組織の強化に努める方針を確認した

　【網走発】オホーツク管内小中学校教頭会は十五日、網走セントラルホテルで二十九年度総会を開催した。本年度の活動方針や各部事業計画を決定。役員改選では、新会長に北見市立端野小学校の二神孝久教頭を選出した。

　開会に当たり、齊藤修会長があいさつ。外国語活動や「特別の教科　道徳」の導入に向けた取組のほか、学力・体力の向上、いじめや不登校など、様々な課題があることを強調。教職員の意識改革や、家庭・地域との連携強化を呼びかけた上で、「校長と一枚岩になって課題解決に努めてほしい」と要請した。

　続いて、来賓として出席した、オホーツク教育局の北野素樹次長があいさつ。

「校長の意を体して、学校の抱える課題に正面から向き合い、〝学校を変えていく〟という強い信念をもって教育活動に励んでほしい」と期待した。

　議事では二十八年度の事業報告や会計監査報告に続き、本年度の活動の重点、事業計画を審議した。

　本年度は活動の重点を「教頭として課題に適切に対応する資質を高めるため、研修活動の充実と組織の強化に努める」などと設定した。

　事業計画では研究大会・新教頭研修会・各地区ブロック研修会の内容強化や、組織強化のための特別委員会、ブロック研修会の開催などを盛り込んだ。

　また、八月四日に北見市内のホテル黒部で第四十五回研究大会を開催することなどを確認した。。

　役員改選では、新会長に北見市立端野小の二神教頭を選任した。

　大会宣言では、学力・体力向上を図る学校改善をはじめ、いじめ問題への対応や服務規律の保持、安全管理の徹底などの課題解決に向けて取り組んでいくことなどを確認した。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝二神孝久（北見市立端野小）

▽副会長＝平田和史（網走市立第一中）、清水洋人（遠軽町立丸瀬布小）、中村啓之（紋別市立上渚滑小）

▽事務局長＝水野利幸（北見市立南小）

▽事務局次長＝尾島康人（北見市立高栄中）、工藤洋光（北見市立東相内中）、喜多哲也（北見市立光西中）

▽会計＝池田潤（北見市立緑小）

(関係団体 2017-04-28付)