渡島公立学校女性管理職会が総会　新会長に宮越校長（函館市桔梗小）　８月開催の全道大会へ準備

（関係団体 2017-04-28付）

　【函館発】渡島公立学校女性管理職会は十六日、フォーポイントバイシェラトン函館で二十九年度総会を開催した。管内小・中学校の校長・教頭二十三人が出席。議事では、本年度の活動計画、事業計画などについて審議し、女性管理職としての資質向上を図る研修の推進と後継者の育成などを進めていくことなどを運営方針とした。また、八月に函館で開催する「全道公立小・中・特別支援学校女性管理職会研究大会渡島大会」の運営準備についての協議も行われた。役員改選も行い、新会長に函館市立桔梗小学校の宮越忍校長を選出した。

　開会に伴い、宮越忍副会長が登壇。新会員五人に対し、歓迎の言葉を送った。あいさつでは、管内や道の学校女性管理職の先駆者や同会のこれまでの成果にふれながら、「女性が活躍する社会が求められている。女性管理職が当たり前の存在となり、女性教員が活躍し、一人ひとりが輝く時代になることを期待している」と会員に呼びかけた。

　議事に移り、本年度の活動計画案、事業計画案、予算案について審議。活動計画では、女性管理職としての資質の向上を図る研修の推進と後継者の育成などを運営方針として決定したほか、年三回の研修会の実施や八月に開催する「全道公立小・中・特別支援学校女性管理職会研究大会渡島大会」に向けた準備・運営を進めていく方針を示した。このあと、事業計画、予算案と合わせて一括で承認となった。

　役員改選では、新会長に函館市立桔梗小の宮越校長を選出。副会長には、函館市立臼尻小学校の大浦久美子校長、函館市立南本通小学校の小山みゆき校長を再任したほか、七飯町町立峠下小学校の西谷さおり校長を新任した。

　新役員を代表して宮越会長があいさつ。「集まり、交流し、研修して良かったと思えるような実感をもてる女性管理職会にしていこう」と会員に協力を呼びかけた。

　総会後、第四十三回北海道公立小・中・特別支援学校女性管理職会研究大会渡島大会の第五回実行委員会を行った。準備作業の進捗状況を確認したほか、大会までの準備日程や各部の活動計画などについて協議した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝宮越忍(函館市立桔梗小校長・新)

▽副会長＝大浦久美子(函館市立臼尻小校長)、小山みゆき(函館市立南本通小校長)、西谷さおり(七飯町町立峠下小校長・新)

▽監査＝小川祥子(函館市立青柳小校長)、山本良子(函館市立中部小校長・新)

▽事務局長＝谷川裕子(函館市立高盛小教頭・新)

(関係団体 2017-04-28付)