道学校体育研究連盟が総会開く　１０月に旭川で研究大会　役員改選―小野寺委員長を再任

（関係団体 2017-04-27付）

本年度業務計画などを決定した

　道学校体育研究連盟は二十二日、ホテルライフォート札幌で二十九年度総会を開催した。十月二十日に旭川市で開く第五十四回道学校体育研究大会旭川大会などを盛り込んだ二十九年度業務計画を決定。役員改選では小野寺正委員長を再選した。

　冒頭、小野寺委員長が登壇。昨年の事業や組織の拡大・充実に謝辞を述べるとともに、全道統一研究主題にふれ、「ことしは四年目の年となる。これまでの研究の成果を踏まえ、全道各地でさらに実践を積み上げ、学校体育の充実に向け進んでいきたい」と抱負を述べた。

　また、平成三十七年度の全国大会北海道大会について、「正式に決定した。全国大会に向け、全体の絆を確かなものにしつつ、実践研究を積み上げ、力を付けていきたい」と語った。

　さらに本年度、旭川市で開催する全道大会について、「教師間の仲間づくり、情報の交換、校種を越えた連携が、より強い絆となることを確信している。各支部で活躍している一人ひとりが北海道体育教育のために力を合わせ、日々高め合うことを期待している」と述べた。

　来賓あいさつのあと、議事に移り、二十八年度業務報告として各部・各支部が活動状況を報告。二十九年度業務計画では十月二十日に旭川市で開催する五十四回道学校体育研究大会旭川大会の支援と連携、各種研修の充実などを審議、満場一致で決定した。

　また、三十年度に予定している創立六十周年記念事業構想案も審議。記念式典の開催や、記念誌発行に向けた取組を決めた。記念式典は三十一年二月二十三日、ホテルライフォート札幌で開催する。

　役員改選では、小野寺委員長を再選した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝小野寺正（札幌市立手稲西中校長）

▽副委員長＝松田昌樹（札幌市立中央小校長・新）、牧内邦夫（札幌市立福井野中校長）、渡辺寛志（札幌市立三角山小校長・新）、小向聡（釧路町立富原中校長）、信本武彦（湧別町立上湧別中校長・新）、帰山孝美（幕別町立幕別小校長）、柿崎秀樹（旭川市立東明中校長）、髙木司（東神楽町立東神楽中校長・新）、一戸裕之（函館市立東山小校長・新）、土橋史人（七飯町立大中山中校長）

▽監事＝金子博之（札幌市立二十四軒小校長）、星野雅彦（札幌市立柏丘中校長・新）、石岡直樹（札幌市立美香保中校長・新）

▽事務局長＝中野正毅（札幌市立豊園小校長）

(関係団体 2017-04-27付)