釧路市小中学校教頭会が総会　〝学ぶ教頭会〟目指し活動

（関係団体 2017-05-09付）

本年度への意気込みを述べた三上新会長

　【釧路発】釧路市小中学校教頭会は四月二十八日、釧路教育研究センターで二十九年度総会を開催した。新会長となった釧路市立昭和小学校の三上裕生教頭があいさつし、「学ぶ教頭会」「つながる教頭会」を重点に取り組むことを示した。

　冒頭、三上会長が登壇し、「少子高齢化や人口減少、グローバル化、高度情報化などによる社会の変化が予想を越えて進展しており、地域を支える人材の育成を担う教育の役割が重要となっている」と訴え、地域に開かれ、地域とともに歩む学校づくりの大切さを強調した。

　本年度は、①学ぶ教頭会②つながる教頭会―を重点とし、①では、教頭としての資質向上を図るため、従来の研修とともに日常の業務に役立つ法制に力を入れていく方針を示した。

　②については、「教頭同士での連絡、相談しやすい環境をつくることで、小中連携がスムーズになり、先生が他校へいって授業する場合などに橋渡し役となることができる」とし、情報共有化を進める考えを述べた。

　議事では二十八年度の活動報告に続き、二十九年度の活動計画を決定。年十二回の定例会を計画し、小中別情報交流、各部会別会議・交流、講演などを行う。うち六月二十七日、十一月二十八日を一日研修会に設定した。

　本年度の役員はつぎのとおり（すべて新任）。

　　　　　　　＝敬称略＝

▽会長＝三上裕生（昭和小）

▽副会長＝伊澤一郎（春採中）、大﨑治樹（美原中）

▽監査＝佐藤伸次（桜が丘中）、赤神正倫（北中）

▽事務局長＝種市文彦（愛国小）

▽会計＝年代香（共栄中）、伊藤由紀子（朝陽小）

(関係団体 2017-05-09付)