【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校理科研究会　梅原宏之会長

（関係団体 2018-01-05付）

　謹んで新年のごあいさつを申し上げます。日ごろより本研究会の活動に対しましてご理解ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

　六十年という長い歴史を有する本研究会は、道内二百二十九校、八百二十九人の公立私立高校教員および実習助手等で構成されています。

　さて、高校の新しい学習指導要領がまもなく公示されます。昨年の中央教育審議会の答申では、生徒が「主体的・対話的な深い学び」を実現するための、授業改善の取組の活性化を求めました。本研究会では、従前より行っている授業研究会の中で引き続き追究していくとともに、研究部内に新たに「知のデザイン委員会」を立ち上げ、研究協議を進めていくことにいたしました。その第一回の研究協議会が昨年の十一月に開催されたところです。

　本研究会では全道研究会を八月に、冬の全道大会ともいえるマルチメディア理科教育研究会を二月に開催しています。また、日々の授業に役立つ情報交換をするため、各支部・各科目で研究協議会や授業研究会を実施するなど、様々な活動を展開しています。

　本道の理科教育の充実・発展に向け、会員一丸となって研究活動を進めていく所存です。今後とも、本研究会の活動に対しまして、さらなるご理解ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

▼新年の主な事業計画

▽マルチメディア理科教育研究協議会

・期日＝２月１０日（土）

▽北海道高等学校理科研究大会（オホーツク大会）

・期日＝８月１～３日

▽授業研究会

・期日＝１１～１２月

▼事務局＝札幌西高校（事務局長―小原伸彦教諭）

(関係団体 2018-01-05付)