【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道へき地・複式教育研究連盟　柿崎秀顕委員長

（関係団体 2018-01-09付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。日ごろより本連盟の事業推進に対しまして、ご理解とご協力、そして多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本連盟は、昭和二十三年に全道単級複式教育研究連盟として発足以来、へき地・小規模・複式形態の三特性を生かした地域に根ざす教育の探求とへき地校の教育条件整備を進め、平成三十年度で七十年目を迎えることになりました。

　本連盟の研究は、実践的研究を基盤として、長期・課題別・共同研究を柱とした研究方式をとっています。昨年は、第九次長期五ヵ年研究推進計画の四年目として、第六十六回全道へき地複式教育研究大会釧路大会を、釧路管内七町村八会場において開催、道内はもとより道外からも参加があり、延べ約五百五十人の参加を得て多くの成果をあげることができました。

　第九次長期五ヵ年研究推進計画の最終年となる本年は、四年間の成果と課題をまとめ、第十次長期五ヵ年研究推進計画へと発展させなければなりません。そのために、「自然豊かな後志から　夢・希望に挑戦する子らへ　豊かな心と学び続ける力を！」を大会スローガンに、第六十七回全道へき地複式教育研究大会を後志管内八町村八分科会場で開催し、組織をあげて取り組んでまいります。

　本年も、変わらぬご指導、ご支援をお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。

▼新年の事業計画

▽第６７回全道へき地複式教育研究大会後志大会＝９月２０～２１日

▽第６８回全道へき地複式教育研究大会空知プレ大会＝９月２８日

▼事務局＝ニセコ町立近藤小学校（事務局長―古田統校長）

(関係団体 2018-01-09付)