【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校書道教育研究会　戸波徹会長

（関係団体 2018-01-09付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、平素より本研究会の活動に対しまして、温かいご理解とご支援をいただき、心より厚くお礼申し上げます。

　本研究会は、会員相互の連携・協調を図り、研究を促進することで、北海道高等学校書道教育の充実・発展に寄与することを目的として、道内の高校書道教育に携わる高校教員をもって組織されております。

　昨年は第五十一回全道高等学校書道展研究大会を函館にて開催し、「心動―心のメロディを奏でて」をテーマに、全道から百四十九校、一千百二十三人の生徒が集い、交流しました。スマホ等の進展によって、子どもたちの文字離れが懸念される中、書に青春を賭ける生徒たちの熱い想いをあらためて強く感じさせられました。

　高等学校芸術科書道は、書の伝統と文化を尊重する態度を育て、個性豊かな人間性を養うことを目指しています。

　今後とも本研究会では時代に即した書道教育の在り方を模索し、研鑚していく所存であります。皆様にはなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

　なお「第四十三回高書研展」を一月十日より十四日まで札幌資料館にて開催しております。是非、高覧いただきますようご案内申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第４３回高書研展

・会期＝１月１０日（水）午後～１４日（日）午後４時

・会場＝札幌市資料館（札幌市中央区大通西１３丁目）

▽総会

・期日＝１月１０日（水）午前１１時から

・会場＝札幌市資料館

▼事務局＝有朋高校（事務局長―小林雅澄教諭）

(関係団体 2018-01-09付)