【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道書道教育連盟　髙谷義人会長

（関係団体 2018-01-09付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本連盟の諸活動に対し、特段のご理解とご支援を賜り、心より厚く感謝とお礼を申し上げます。

　本連盟は、全道の書写書道教育の研究振興を図ることを目的に、つぎの取組を行っております。

　まず、研究大会の開催です。小学校、中学校、高校、大学の四校種が連携しての研究大会を、毎年、全道規模で開催しております。昨年は、第七十回北海道書写書道教育研究大会を、帯広市で開催いたしました。

　校種を越えた研究体制を生かし、これまでの研究成果・課題の共有、追究を目指します。本年は、全国大会と兼ねた第七十一回全道大会を札幌市で開催いたします。

　つぎに、全道規模の書道展の開催です。毛筆は、学校教育以外で使用する機会はほとんどありませんが、毛筆書写や手書きは、気持ちの安定や集中力を養う効果はもちろん、文字意識を高めることにつながります。

　これからも、子どもたちが自分で書く文字への自信を深め、日本の文字文化の伝統を継承できるようにと願います。

　今後も、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第６３回全道学校書道展

・期日＝１１月下旬

・会場＝札幌市民ギャラリー

▽全日本書写書道教育研究会第５９回全国大会（北海道）兼第７１回北海道書写書道教育研究大会

・期日＝９月６日（木）～７日（金）

・会場＝札幌市立中央中学校・ホテルライフォート札幌

▼事務局＝札幌稲雲高校（事務局長―小川博水教諭）

(関係団体 2018-01-09付)