市内建設業者がグラウンド除雪 安全な環境で学んで! 転倒防止用焼砂受け取る―稚内市宗谷小(学校 2018-01-25付)
石澤校長(右)が砂入りペットボトルを受け取った
【稚内発】稚内市立宗谷小学校(石澤正紀校長)で十六日、市内の建設業者・㈱ササキによるグラウンドの除雪作業が行われた。グラウンド一面に積もった大量の雪を重機で除雪して雪の滑り台の土台をつくったほか、転倒防止用の焼砂を寄贈し、安全で快適に学び遊べる学校環境を整えた。
学校近隣で工事を行っている同社では、工事への理解や協力を受けた地域住民への恩返しとして、地域貢献活動を企画。宗谷小では、毎年二月に開催している雪ん子祭りにおいて、父兄らが雪の滑り台を製作しているが、その作業に苦慮していることから、助力を申し出た。
この日は、作業員三人が参加し、半日かけて作業を実施。重機を使ってグラウンドに降り積もった大量の雪を取り除き、その雪を滑り台の土台として積み上げていった。
このほか、学校出入口の坂が急勾配で児童が登下校の際に転倒する恐れがあることから、転倒防止用の焼砂を寄贈。児童でも散布しやすいよう、同社の作業員が焼砂をペットボトルに詰め、百本を贈った。焼砂を受け取った石澤校長は「砂が足りなかったので大変ありがたい」と謝意を示した。
同社の石原卓也氏は「地域住民が安全・安心に生活できるよう、今後も協力していきたい」と話していた。
(学校 2018-01-25付)
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