札幌市立小２００校が始業式　目標へ努力する３学期に

（学校 2018-01-23付）

大室校長は「一年の計は元旦にあり」という言葉を紹介し、気持ちを新たにして地道に努力することの大切さを説いた

　札幌市立小学校二百校は二十二日、一斉に三学期始業式を執り行った。幌西小学校（大室道夫校長）では、九百七十五人の児童が三学期への意気込みを新たにした。

　札幌市立小学校は、二十九年十二月二十五日に二学期終業式を行い、児童たちは二十五日間の冬休みを過ごした。

　幌西小の始業式では、はじめに大室校長があいさつ。校庭にスキー学習のための雪山が無事完成したことを報告したほか、休み時間に外に出て雪に親しみながら遊ぶよう促した。

　また、「一年の計は元旦にあり」と書いた紙を提示。「一年の計画は年の初めの元旦に立てるべき」「物事を始めるに当たっては、きちんと計画を立てるべき」と意味を説明し、目標をかなえるために「努力し続けることが大事」と強調した。「（努力を）地道に続けることは大変だが、自分の夢や目標に向かって精一杯頑張ってほしい」と呼びかけた。

　続いて、児童を代表して二年一組の中井奏太朗君が作文を発表。冬休みに二回スキーに行ったことを紹介し、二回目のスキーでは、より速いスピードで滑ったことや、弟などとそり遊びをしたことを振り返った。三学期の目標として「漢字・計算コンテスト」「掃除」「係活動」を頑張ることを挙げ「楽しい三学期にしたい」と大きな声で意気込みを述べた。

　このあと、校歌「幌西の歌」を斉唱したほか、各クラスで始業式の振り返りや、自由研究の発表を行った。

(学校 2018-01-23付)