本別町が30年度予算案発表 無料英語塾を開設 勇足地区に学校運営協設置(市町村 2018-03-01付)
【帯広発】本別町は二月二十六日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比〇・一%増の六十六億九千百万円。うち、教育費は〇・八%増の五億三千九百万円となった。
新規事業をみると、英語教諭の配置に三百二十五万円を充て、小学校の外国語授業を支援するほか、高校生等を対象とした無料英語塾を開設する。このほか、勇足地区において学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールを推進する。
教育に関する主な事業はつぎのとおり(金額単位・万円)。
▼民生費
▽保育料軽減=四、四六七―子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、認定こども園および保育所等の利用者負担額(保育料)を軽減
▽幼保連携型認定こども園建設費補助=四、〇四六
▽地域子ども・子育て支援(新規)=三、九二一―安心して子どもを育てられる環境づくりを進めるため、子ども・子育て支援法に掲げる事業のうち一五事業を実施
▽保育補助者雇上強化(新規)=四四三―幼保連携型こども園ほんべつに勤務する保育教諭の業務負担を軽減し、ゆとりのある教育・保育サービスを提供できる環境を整備するため、保育教諭等の資格をもたない保育補助者の雇上げに必要な経費を補助する
▽施設型給付費の支給=一二、一七二―認定こども園および保育所等を利用する保護者に対し、それぞれの施設が提供するサービスの内容(教育・保育)や量に応じて給付費を支給する
▽児童発達支援センター訪問指導車購入(新規)=二一七
▽子どもの生活に関するアンケート調査―子育て家庭への支援の新たなニーズを把握し、子どもの貧困対策の基礎資料とする
▼教育費
▽「ほんべつ学びの日」関連―家庭・学校・地域が融合し、大人と子どもが一緒になって日々学び、生涯学習によるまちづくりのため、学びへの関心を高め「ほんべつ学びの日」を広く町民に普及啓発するとともに、「ほんべつ学びの日フェスティバル」などの事業を通して、学習意識の高揚と地域の教育力の向上を図る
▽コミュニティ・スクールの導入(新規)=四四―勇足地区において学校運営協議会を設置。本別・仙美里地区においては、三十一年度の本格導入に向け、引き続き調査・準備を進める
▽町派遣教員の配置=三二五―本別中央小に配置し、授業改善と生活習慣の改善を図る
▽英語教諭の配置(新規)=三二五―英語教諭を任用し、小学校の外国語授業を支援するほか、高校生等を対象とした無料英語塾を開設するなど、英語学習の充実を図る
▽国際交流研修オーストラリア・ミッチェル訪問(新規)=三四〇―国際姉妹都市「オーストラリア・ミッチェル市」に中・高校生派遣し、両町の交流・親睦を深めるとともに、外国の歴史や文化などにふれ国際理解教育の推進を図る
▽小学生小松島市交流研修=六〇―友好都市「徳島県小松島市」と小学生を相互に派遣し、交流を深める。新年度は勇足小の五、六年生一四人が小松島市立立江小を訪問
▽多子世帯に対する給食費無償化(新規)=一三六―一世帯三人目以降の児童生徒に対して学校給食費を全面免除
▽本別高の教育を考える会補助金=二、八七〇
▽家庭支援・教育事業の推進=一四
▽ジュニアリーダー養成=七三
▽「ほんべつ学」講座の開催=九
▽公民館施設備品更新(新規)=六三二
▽本のまち夢づくり講演会の開催=三五
▽郷土資料データベースによるふるさと情報の発信=九
▽資料館企画展「七月十五日本別空襲を伝える」~つながごう平和への願い=六
▽資料館企画展「北海道150年展」=五
▽スポーツイベント「本別健康ウィーク2018」の開催=二〇
▽体育の日イベント「義経の里スポーツフェスティバル」の開催=二八
(市町村 2018-03-01付)
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