音更町の30年度予算案 教育費16億5900万円 35人以下学級を継続 図書館情報システム更新(市町村 2018-03-01付)
【帯広発】音更町は二月二十六日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度肉付補正後との比較で三・〇%増の二百一億七千三百万円を計上。うち、教育費は二八・二%減の十六億五千九百万円となった。サッカー場の整備工事が昨年度で完了したことが大幅な減額の要因となっている。
新規事業をみると、図書館情報システム更新に一千二十九万円、学校図書室電算化事業に百九十万円を充てたほか、スクールバス購入に二千百八十四万円を配分。継続事業では、三十五人以下学級の実施やコミュニティ・スクール事業などを盛り込んだ。
教育に関する主な事業はつぎのとおり(金額単位・万円)。
▼保健福祉費
▽子ども発達支援センター運営事業費=一〇、五一四
▽子ども・子育て支援事業計画調査費(新規)=二一八
▽病児・病後児保育=四、〇七〇
▽施設型給付・地域型保育給付―保育園保育委託料・認定こども園施設型給付費ほか
▽保育料軽減対策(新規)=二、八〇七―国および道の保育料軽減対策に加えて町単独で保護者負担を軽減
▽幼稚園就園奨励費=一、四七〇―幼児教育にかかる保護者負担を軽減
▽医療的ケア児支援(新規)=一三四―音更認定こども園に看護師を派遣し、医療的ケアが必要な児童の通園を支援
▽ひとり親家庭等自立支援=六四六―帯広大谷短期大学への入学金、授業料等の一部を負担
▽養育支援訪問=二八―子育ての不安を抱える家庭への養育支援
▽宝来認定こども園建設(新規)=二五、七〇一
▽保育施設整備=五、五六八
▽学童保育所運営費=二〇、一二二
▽ひとり親家庭等医療費=五、四六二
▼教育費
▽学校図書室電算化(新規)=一九八―小学校四校の図書室電算化に伴うシステム使用料、LAN配線工事ほか
▽学校における伝統文化体験(新規)=二六
▽学校給食3R促進(新規)=二〇
▽コミュニティ・スクール=二六―中学校一校、学校運営協議会委員の報酬および費用弁償ほか
▽スクールバス購入(新規)=二、一八四
▽就学援助費(拡充)=九六、四九二―入学準備金の入学年度開始前支給を行う
▽小学校整備費=九、〇〇六
▽木野東小大規模改修=一、三四〇
▽柳町小大規模改修(新規)=六一七
▽中学校整備費=六、五八三
▽放課後子供教室=一七三
▽文化事業協会補助=四五〇
▽文化センター施設改修=四一一
▽図書館情報システム更新(新規)=一、〇二九
▽サッカー場オープニングセレモニー(新規)=一二二
▽サッカー場管理費(新規)=一、二七八
▽野球場スコアボード改修(新規)=一七七
▽町営パークゴルフ場管理=六、九六五
▼職員費
▽三五人以下学級等の実施=二、九二一―臨時教諭採用九人
(市町村 2018-03-01付)
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