道道徳教育研究会が本部理事会　新会長に鹿野内氏（札幌市東栄中）　１０月の全道大会成功目指す

（関係団体 2018-04-20付）

鹿野内新会長は一層の研究推進を表明した

　道道徳教育研究会は十四日、ホテルライフォート札幌で三十年度本部理事会を開いた。十月に旭川市で開かれる全道大会に向けて準備を進めるなど、三十年度の活動計画を確認。役員改選では、新会長に札幌市立東栄中学校の鹿野内憲一校長を選任した。

　開会に当たり、松井毅会長があいさつ。二十九年度に開催した第五十二回道道徳教育研究大会函館大会が、充実した研究大会となったことに感謝の気持ちを述べた。

　また、「特別の教科　道徳」が小学校でスタートしたことにふれ「道徳が教科になることで、変わることもいろいろあるが、変わらないことは教師一人ひとりの授業力を高めていかなければならないこと。積極的に情報発信し、全支部で交流と学びを深めていきたい」と話した。

　議事に移り、二十九年度の活動報告を承認したほか、三十年度の活動計画や予算などを決定した。

　本年度は、第五十三回道道徳教育研究大会上川・旭川大会を十月十九日に旭川市で開くほか、その前日には第二回理事会を実施する予定。また、十一月一・二日に開かれる第五十二回全日本中学校道徳教育研究大会東京大会と、十一月八・九日に開かれる第五十四回全国小学校道徳教育研究大会秋田大会に参加する。

　役員改選では、新会長に札幌市立東栄中の鹿野内校長を選出。鹿野内新会長は「研究会として、教科化に向けた情勢を的確に把握しながら、子どもたちの豊かな人間性の育成を目指し、北海道における道徳教育の充実・発展に向けた研究推進を図っていきたい」と意欲を示した。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝鹿野内憲一（札幌市立東栄中校長・新）

▽副会長＝吉田正弘（札幌市立新陵小校長）、鈴木康裕（札幌市立あやめ野中校長・新）、林邦子（旭川市立緑が丘中校長・新）、荒島晋（札幌市立新川西中校長・新）

▽監査＝富川浩（札幌市立羊丘中校長・新）

▽事務局長＝荒井亮子（札幌市立栄南小校長・新）　

(関係団体 2018-04-20付)