オホーツク管内小中学校長会が総会　菊野氏（北見市小泉中）を新会長に　８月１７日に第４６回研究大会

（関係団体 2018-04-20付）

あいさつに立つ菊野新会長

　【網走発】オホーツク管内小中学校長会は十四日、網走セントラルホテルで三十年度総会を開いた。本年度の活動方針や八月の研究大会開催などを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新会長に北見市立小泉中学校の菊野淳一校長を選出した。

　冒頭、武智茂雄会長があいさつ。新学習指導要領、働き方改革、学力・体力向上などの教育情勢についてふれ、取組の充実を呼びかけるとともに「本年度も会員に必要な情報をできるだけ速やかに提供するとともに、校長先生方の思いを集約し、教育局や関係機関に届けることを重点としていきたい」と意気込みを示した。

　続く来賓あいさつでは、オホーツク教育局の松本邦由局長が登壇。管内教育推進の重点の実現に向けた学校改善に取り組むよう求めたほか、「教育局としても、校長会、市町村教委とともに子どもたちのために力を尽くしていきたい」と述べ、理解と協力を呼びかけた。

　議事に移り、二十九年度の一般業務や各部業務の報告を行ったほか、本年度の活動方針や各部事業計画などを審議。活動方針には「校長としての使命を自覚し、識見を高め、指導力を培うとともに、組織・業務の見直し、改善、機能の活性化を図ることによって、時代の要請に対応できる主体的な組織を確立し、管内教育の充実・発展に努める」ことなど四点を挙げた。

　また、八月十七日に北見市で第四十六回研究大会を開催。大会スローガン「オホーツクの子どもたちのために、志を高く掲げ、力強く前進する校長会～創意と活力に満ちた学校づくりのための校長の役割」のもと、講演や分科会を行うことなどを確認した。

　役員改選では、新会長に北見市立小泉中の菊野校長を選出。菊野新会長は「皆さんの声を反映できるような会の運営に努めていきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝菊野淳一（北見市立小泉中・新）

▽副会長＝北野浩幸（網走市立第一中）、大友信也（紋別市立潮見小・新）

▽事務局長＝吉田昌弘（北見市立中央小・新）

▽事務局次長＝高橋正美（北見市立北中）、潮田信（北見市立西小・新）、佐藤雅美（網走市立南小・新）

(関係団体 2018-04-20付)