石特協が研究協議会・総会開く　新会長に村山氏（石狩市南線小）　１０月に経営研究大会開催

（関係団体 2018-05-01付）

新会長に選出された南線小の村山校長

　石狩管内特別支援学級設置学校長協会（＝石特協）は四月二十日、北広島市内の石狩教育研修センターで三十年度研究協議会・総会を開いた。会員約八十人が参加。役員改選では、新会長に石狩市立南線小学校の村山浩校長を選任した。十月の石狩管内特別支援教育経営研究大会の開催など、三十年度の活動計画を決定した。

　冒頭、村山浩副会長があいさつ。特別支援教育において「どの段階のどの内容を学んでいるかを明確にする必要がある」とし、「障がいの状態に応じた授業の充実などに計画的・組織的に取り組むことが重要」などと話した。

　このあと、道立特別支援教育センター発達障がい教育室の三坂佳慎室長が「新学習指導要領の理念を生かすために」と題し講話。新学習指導要領における特別支援教育に関する改訂のポイントを示したほか、障がいのある児童生徒への理解と支援について、実際の事例を示しながら説明した。

　総会に移り、二十九年度の各部活動報告、会計決算報告などを承認。三十年度活動方針として「校長自らがリーダーシップを発揮するための研修の充実を図ること」「障がいのある児童生徒と障がいのない児童生徒との交流および共同学習の充実を図ること」などを掲げ、十月十五日に石狩教育研修センターで石狩管内特別支援教育経営研究会を開くことなどを決定した。

　役員では、新会長に石狩市立南線小の村山校長を選任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝村山浩（石狩市南線小・新）

▽副会長＝池田元治（千歳市北陽小）、野村誠（当別町西当別中）、宮崎智子（北広島市西の里小・新）

▽事務局長＝赤沼宏樹（千歳市北進小中・新）

▽事務局次長＝吉田光岐（石狩市石狩小・新）

(関係団体 2018-05-01付)