道公民館協会が総会　１０月に名寄市で全道大会　７０周年へ企画委員会立ち上げ

（関係団体 2018-04-27付）

３０年度事業計画などを決定した

道公民館協会（川上満会長）は二十日、札幌市内のかでる２・７で総会を開いた。事業計画では、十月十一～十二日に名寄市で第六十二回道公民館大会を開くことなどを決定。また、川上会長は、あいさつの中で三十一年度に実施する協会の七十周年記念事業に向けて企画委員会を立ち上げる方針を示した。

　冒頭、川上会長があいさつ。二十八年度から実施している市町村長による首長部会研修会について、昨年は参加者が増加したことにふれ「非常に充実した研修会を開催することができた」と振り返った。

　「住民主体の地域づくり、人づくりが求められており、公民館の役割がますます重要となっている」と強調。三十一年度には同協会が七十周年を迎えることから「記念事業に向けて、本年度、企画委員会を立ち上げながら検討していきたい」と述べた。

　来賓祝辞では、道教委の大川祐規夫生涯学習推進局長が、これまでの協会の取組に感謝するとともに「道民が生涯を通じて学び続け、その成果を生かすことのできる環境づくりや地域の活性化を担う人材の育成などに力を尽くしていきたい」と抱負を述べた。

　議事では、二十九年度の事業報告などを行ったあと、三十年度の事業計画を決定した。

　十月十一日から二日間、名寄市で第六十二回道公民館大会を開くことや、七月には、六日に全道公民館職員研修会、十一日に首長部会研修会を、いずれも札幌市内のかでる２・７で実施することを決めた。

　また、この日行われた研修会では、千葉県柏市役所企画部の北村崇史理事が、公民館と地域の連携について講演。他都市の事例を紹介し、地域運営組織の形態や発展プロセスなどを解説した。

(関係団体 2018-04-27付)