旭川市教育研究会が総会等開く　分かる・できる授業研究　役員改選　西尾会長を再任

（関係団体 2018-05-01付）

西尾会長は本年度、新しい研究主題を検討することなどを話した

　【旭川発】旭川市教育研究会は四月二十日、市内の上川教育研修センターで三十年度総会・研究推進会議を開いた。旭川市教委職員や市内の校長、教頭、教職員など六十七人が出席。前年度の事業報告を承認し、本年度の事業計画などを決定した。役員改選では、旭川市立高台小学校長の西尾直樹会長を再任した。

　冒頭、西尾会長があいさつ。国の動向や旭川市教育行政執行方針、旭川市確かな学力育成プランなどを踏まえながら研究を進めることや、新学習指導要領の全面実施に向けて、本年度中にも新しい研究主題を検討することなどを示し、「皆さんの理解と協力をお願いしたい」と呼びかけた。

　続いて、旭川市教委の赤岡昌弘教育長が来賓あいさつ。「社会に開かれた教育課程の実現のためにも、研究会が一丸となって、地域の実態を適切に把握して創り上げていくことが重要」と強調。その上で、質の高い教育課程を編成実施し、求められる子どもたちの資質・能力を育むためにも「様々な研修の機会を通して、教育課題に対応する力量を高めてほしい」と求めた。

　議事に移り、事業報告などを承認したあと、本年度の事業計画案などについて審議。引き続き、研究主題「学ぶ喜びを感じ、心豊かでたくましく生きる児童生徒の育成」のもと、児童生徒の“生きる力”を確実に育てるため、分かる授業・できる授業で学ぶ喜びを与える研究を進めていく。

　また、事業計画では、十月十九日に朝日小学校と中央中学校を会場に、道道徳教育研究大会・旭川大会、十月二十六日に大雪クリスタルホールで道中学校理科教育研究大会、十一月二日に西御料地小学校で道特別活動研究会上川旭川大会が開催されることなどを確認した。

　役員改選では、西尾会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝西尾直樹（高台小校長）

▽副会長＝木本貴仁（東鷹栖中校長）

▽事務局長＝木村伸一（高台小教頭・新）

(関係団体 2018-05-01付)