建設業の魅力知ろう　十勝建設産業考える会の説明会　帯広農業高３年生が参加

（学校 2018-05-11付）

行政、民間業者などが仕事内容について説明した

　【帯広発】十勝建設産業の未来を考える会主催の生徒向け職業説明会が、四月下旬に帯広農業高校（二木浩志校長）で開かれた。同校三年生三十人が参加し、建設業の仕事内容や役割、魅力などを学んだ。説明を受けた生徒は「いろいろな立場の人から仕事内容を丁寧に教えてもらい、勉強になった」などと感想を述べていた。

　同会は、開発局帯広開発建設部、十勝総合振興局帯広建設管理部、帯広建設業協会、帯広工業高校、帯広農業高校などで構成。学校と行政機関、協会などが連携しながら、十勝の建設産業の担い手を育成することが目的。

　この日、民間業者、建設コンサルタント、行政機関がそれぞれブースを設けて、仕事内容や一日の流れ、魅力、地域で果たす役割などを説明した。

　このうち、行政機関では、帯広建設管理部事業課の石井翼技師が講師を務めた。社会に出てからは、転勤することで「多くの人と交流ができて仕事や生活に変化が生まれ、気分が一新できる」と話し「いろいろな職場を経験することで、携われる仕事のバリエーションが豊富になる」と説明した。

　参加した男子生徒の一人は「進路選択を目前に控えて、いろいろな立場の人から、仕事内容を丁寧に教えてもらって、とても勉強になった」と感想を述べていた。

(学校 2018-05-11付)