道高校長協会各部会が総会開く―普通部会　９月に苫小牧で研究大会　新部会長に宮下札幌北高校長

（関係団体 2018-05-15付）

あいさつに立つ宮下新部会長

　道高校長協会普通部会は八日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会・研究協議会を開いた。九月に道普通科高校長研究協議会第三十三回苫小牧大会を開くことなどを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新部会長に札幌北高校の宮下聡校長を選出した。

　三十年度の役員選出後、あいさつに立った宮下部会長は「変化の大きい時代だからこそ、脈々と培ってきた経験など、変わらず大切にするべきものをみつめ直すことが必要」と指摘。「全国組織との連携を図り、最新の情報を提供する部会運営に努めたい」と抱負を述べた。

　議事に入り、二十九年度事業報告や収支報告などを承認したほか、三十年度の事業計画や活動計画などについて審議。本年度の研究主題を、「北海道の未来を担う人を育む普通科教育の創造～新高等学校学習指導要領が目指す教育の研究と実践を推進する」に決定した。各種研究協議会の実施や調査研究活動を行うとともに、九月七日に苫小牧市内のグランドホテルニュー王子で道普通科高校長研究協議会第三十三回苫小牧大会を開くことなどを決定した。

　三十年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝宮下聡（札幌北・新）

▽副部会長＝青木秀司（札幌手稲・新）、橋本達也（北広島・新）

▽監事＝狩野康弘（札幌稲雲・新）、浅利剛之（札幌日大）

▽常任理事＝中坪俊博（札幌英藍・新）、阿部孝則（市立札幌藻岩・新）、佐竹卓（市立函館・新）

(関係団体 2018-05-15付)