道高文連が３０年度総会開く　部活動休養日の設定へ　必要な規約改正を検討―阿部会長

（関係団体 2018-05-15付）

各専門部全道大会の開催日程などを決定した

　道高校文化連盟（＝道高文連）は九日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会を開いた。役員改選で阿部正行会長（大麻高校長）を再任。事業計画では、関係会議の開催や集録の発行などを盛り込んだほか、各専門部全道大会の開催日程を決めた。

　冒頭、阿部会長があいさつ。部活動休養日についてふれ「適切な部活動時間の設定や休養日の完全実施、部活動指導員の配置など各校での取組が進んでいるが、高文連としても大会出場、引率などにかかわり、各専門部の状況を把握して必要な規約改正について検討する必要がある」と強調。その上で「今後も、各校の校長をはじめ、文化部の教職員には理解と協力をお願いしたい」と呼びかけたほか「高文連としても本道の高校生たちの文化・芸術活動を通して、人材育成、人間形成の一翼を担えるよう、持続可能な部活動の環境づくりを推進していきたい」と述べた。

　議事では、はじめに役員改選を行い、阿部会長を再任した。

　引き続き、二十九年度の事業や支部加盟校・加盟生徒数および集計結果などについて承認したあと、関係会議や集録の発行、広報活動などを盛り込んだ本年度事業計画を決定。また、各専門部全道大会の開催日程も決めた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝阿部正行（大麻校長）

▽副会長＝加藤海（石狩南校長・新）、尾崎寿春（市立札幌平岸校長・新）、小坂秀王（東海大学付属札幌校長）

▽監事＝林裕司（札幌丘珠校長）、西田正史（札幌東陵校長・新）

▽事務局長＝一岡憲和（大麻教頭・新）

(関係団体 2018-05-15付)