道高校長協会各部会が総会等開く―総合科学部会　１０月に札幌で研究大会　藤井部会長（石狩翔陽）を再任

（関係団体 2018-05-15付）

新たに旭川明成高が加入し、１７校で運営していくことを確認した

　道高校長協会総合学科部会は九日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会・第一回研究協議会を開いた。十月に札幌厚別高校を会場に研究大会を開くことをはじめとした事業計画を決定。役員改選では、部会長に石狩翔陽高校の藤井勝弘校長を再任した。

　あいさつに立った藤井部会長は「教育界は終わることのない改革が続いている」と課題が山積している現状を指摘。「二十年経った総合学科だが、これまで培った実績を追認するような“探究”を取り入れることになった学習指導要領やキャリア教育を丸ごと包括している総合学科では、新カリキュラムに対して正面切って動じることなく向き合うことができる」と総合学科の意義を強調し、総合学科教育の充実を訴えた。

　総会では、本年度役員や事業計画などを決定。

　事業計画では、十月十八日から二日間、札幌厚別高を会場に研究大会を行うほか、三十一年二月に旭川南高校で学習成果発表会を行うことなどを決定。

　また、旭川明成高校が新規加入したことを報告。本年度は十七校で部会を運営していくことを決定した。

　役員改選では、藤井部会長を再任した。

　総会終了後、藤井部会長が「総合学科の充実に向けて」と題し、文教施策要望や機構改革について説明、ワークショップを行った。

　三十年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝藤井勝弘（石狩翔陽）

▽副部会長＝土屋守穂（室蘭東翔）、田中光彦（旭川南）

▽監事＝青木祐治（森）、生田仁志（札幌厚別）

(関係団体 2018-05-15付)