札幌市学級経営研究会が総会　新会長は佐藤校長（八軒北小）　８月に外部講師招き研修会

（関係団体 2018-05-14付）

総会後は学習会を行った

　札幌市学級経営研究会は二日、市内ちえりあで三十年度総会を開いた。二学期に研究大会を開催するなど、三十年度の活動計画を決定。役員改選では、新会長に八軒北小学校の佐藤政美校長を選任した。

　議事では二十九年度活動報告、会計決算報告などを承認。三十年度研究推進計画、会計予算などを決定した。

　三十年度研究推進計画では、「一人一人がいきいきと楽しく活動する学級～学び合い、支え合い、高め合う」と設定。これまでの研究成果を踏まえ、「学級集団と個の状態を適切にとらえる方法を学ぶ」「学級集団の状態に応じた、有効な指導行動を学ぶ」「学級集団の状態に応じた、有効な授業の構成、効果的な展開を学ぶ」の三つの研究内容に基づき研究を進めていくこととした。

　活動計画では、八月三日に道教育大学札幌校の益子洋人准教授と白糠町立白糠小学校の高畠昌之校長を講師に研修会を開催することを決定。また、二学期に札幌市学級経営研究大会を開催することとした。

　役員改選では、新会長に八軒北小の佐藤校長を選任した。

　総会後は第一回学習会を開催。札幌市立北の沢小学校の濵田風太教諭が「運動会で育てる学級経営」について、札幌市立前田北小学校の大谷岳教諭が「日常の評価から見える学級経営」について、札幌市立北都小学校の平山佑樹教諭が「Ｑ―Ｕの考え方を生かした学級経営」について説明した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝佐藤政美（八軒北小校長・新）

▽副会長＝藤島健志（常盤小校長・新）、平田秀樹（手稲西小校長）

▽事務局長＝伊藤宣喜（盤渓小教諭）

(関係団体 2018-05-14付)