札中放が３０年度総会開く　新会長に熊谷校長（屯田中央中）　１１月の研究大会成功目指す

（関係団体 2018-05-11付）

新会長に屯田中央中の熊谷校長を選任した

　札幌市中学校放送教育研究会は四月二十七日、ＮＨＫ札幌放送局で三十年度総会を開いた。十一月に開く研究大会に向けて準備を進めるなど、三十年度事業計画を決定。役員改選では、新会長に市立屯田中央中学校の熊谷誠二校長を選任した。

　議事では、二十九年度事業・会計決算報告や三十年度事業計画の審議を行った。三十年度運営方針では、国際化社会において自ら学び意欲的に生きる豊かな人間の育成を目指すほか、放送のデジタル化に伴い、伝統ある放送教育と持続可能な新しい放送教育という二つの研究の充実と定着化を図り、市の全中学校に放送教育の輪を広げることとした。

　事業計画では、七月十五日に市内ちえりあで行う校内放送コンテスト、十一月十五日に市立札幌開成中等教育学校で開く研究大会の日程などについて確認した。

　役員改選では、新会長に屯田中央中の熊谷校長を選任した。熊谷新会長は、教育の動向にふれたほか、教育活動における放送番組などについて「効果的な活用方法を研究するとともに、ここで得られたものを多くの先生方に使える情報として発信しなければならない」と話し、会の活動の充実に向けて協力を求めた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝熊谷誠二（屯田中央中校長・新）

▽副会長＝藤本尚人（星置中校長）、小林直人（北野台中校長・新）

▽会計監査＝三浦英悟（栄南中教頭・新）

▽事務局長・会計＝布施隆久（稲陵中教諭）

(関係団体 2018-05-11付)