道高校長協会各部会が総会開く―水産部会　水産クラブ発表会を１１月に　部会長は木村氏（小樽水産）再任

（関係団体 2018-05-15付）

１１月に水産クラブ研究発表大会を行うことなどを決定した

　道校長協会水産部会は九日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会・第一回研究協議会を開いた。水産クラブ研究発表大会を行うことなどを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、部会長に小樽水産高校の木村司校長を再任した。

　冒頭、木村部会長があいさつ。昨年度竣工した若竹丸についてふれ「水産教育実習だけではなく生徒募集などのＰＲ活動においても有効活用したい」と今後の展望を語った。また「北海道の基幹産業である水産業を継続的に発展させるためには、水産・海洋関連産業に有為な人材を送り出すことが大切」と水産高校教育の重要性を訴えた。

　議事に移り、二十九年度の事業報告などのあと、三十年度の事業計画・予算案などを審議。三十年度事業計画では、研究協議会を六月六日に厚岸翔洋高校、八月三日に函館水産高校、十一月八日に函館水産高校、三十一年一月十一日に小樽水産高で開くことを決めた。

　道高校水産教育研究会（北水教研）は、六月五日に厚岸翔洋高、第三十六回道高校水産クラブ研究発表会は、十一月七日に函館水産高が主管し開催する計画（場所未定）。

　道高校教育研究会（高教研）水産部会は三十一年一月十日に小樽水産高、乗船教育研究協議会は三十一年一月十五日に函館市内の渡島合同庁舎講堂で、それぞれ開くことを決めた。

　三十年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝木村司（小樽水産）

▽副部会長＝亀山喜明（函館水産・新）

▽監事＝駒井博和（厚岸翔洋・新）

(関係団体 2018-05-15付)