十勝管内Ｐ連が３０年度総会開く　７月に芽室町で研究大会　新会長に中札内村Ｐ連・須貝会長

（関係団体 2018-05-17付）

抱負を述べる須貝新会長

　【帯広発】十勝管内ＰＴＡ連合会は十日、幕別町内の十勝教育研修センターで三十年度総会を開いた。四十人が出席し、本年度事業計画や会計予算などを審議。役員改選では、新会長に中札内村ＰＴＡ連合会の須貝拓也会長を選任した。須貝会長は「熱心に活動されている皆さんの力を貸していただき、一年間頑張りたい」と抱負を語った。

　冒頭、あいさつに立った佐藤正人会長は「ＰＴＡが話し合いをもちながら課題解決に取り組んできたが、教育が様々な問題に直面していることを痛感した一年だった」と振り返りながら、円滑な事業推進に期待を寄せた。

　続いて、十勝教育局の西川忠克教育支援課長が来賓あいさつ。十勝管内の子どもの現状について、「自己肯定感がある」や「夢や目標をもっている」というアンケートの回答が小中学生ともに全国平均を上回っていることを示し、「ＰＴＡ連合会が常に子どもを中心に置き、どさんこアウトメディアプロジェクトなどに取り組んでいただいた成果だと受け止めている」と感謝の言葉を述べた。

　また、教育局として研究協議会や研修会の開催を通して「学校・家庭・地域・行政が一体となって児童生徒の学力・体力の向上や、望ましい生活習慣の確立に努めていくので、これからも変わらぬ支援をお願いする」と呼びかけた。

　続いて、十勝教育局の一ノ関太郎社会教育指導班主査、西村知恭教職員係長、傳法谷肇義務教育指導班指導主事がそれぞれ情報を提供。どさんこアウトメディアプロジェクトや朝読・家読運動、北海道アクションプラン、未来創造授業などについて説明した。

　議事に移り、事務局から二十九年度事業、会計決算、会計監査について報告したあと、本年度事業計画や会計予算について審議。七月十六日に芽室町で管内ＰＴＡ研究大会を開催するほか、三十一年一月上旬に管内ＰＴＡ広報紙コンクールを実施することなどを決めた。

　役員改選では、新会長に中札内村Ｐ連の須貝会長を選出。須貝会長は「熱心に活動されている皆さんの力を貸していただき、一年間頑張りたい」と抱負を語った。

　三十年度の役員はつぎのとおり。

　　＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝須貝拓也（中札内村）

▽副会長＝山本雅法（上士幌町）、髙田昌樹（芽室町）、永原和也（豊頃町）、瀧澤修司（本別町）、加納正信（士幌町）、小林喜美江（芽室町）、髙橋大護（音更町）、服部和樹（中札内村立中札内小校長）、大高香（中札内村）

▽監事＝佐藤正人（陸別町）、内野沢洋（中札内村）

▽事務局長＝長澤啓二（中札内村立中札内小教頭）

▽会計＝鷲足和延（中札内村立中札内小教諭）

(関係団体 2018-05-17付)