道高校長協会各部会が総会等開く―私立部会　部会長に種市氏（札幌大谷）再任　特色ある私学教育推進

（関係団体 2018-05-17付）

３０年度活動方針や事業計画などを決めた

　道高校長協会私立部会は九日、ホテル札幌ガーデンパレスで三十年度総会を開いた。役員改選では、種市政己部会長（札幌大谷高校長）を再任。三十年度の活動方針に「北海道を担う人を育む高校教育の創造」「特色ある私学教育の研究と推進」を掲げ、本道私学教育の振興に努めていくことを決めた。

　あいさつに立った種市部会長は「この時期になると、仲間でありライバルでもあった校長が異動されることもあり、大変な教育現場の中で奮闘している仲間がいなくなるのは寂しいこと」と前置きした上で、「逆に新たなメンバーも加わって、新しい歩みを刻んでいけると思う。私たちは、とにかく前へ進んでいくことが大切」と呼びかけた。

　続いて、道総務部法務・法人局の所健一郎学事課長が来賓あいさつ。「私学ならではの特色ある教育が一層充実するよう、皆さんとの連携を深め、私学の振興に努めていきたい」と述べた。

　議事に移り、二十九年度事業報告、収支決算報告、監査報告を承認。三十年度の活動方針・事業計画案、収支予算案を審議し、いずれも原案どおり決定した。

　活動方針に、「北海道を担う人を育む高校教育の創造～確かな学力と豊かな心の育成を目指して」「特色ある私学教育の研究と推進～私学の長所を活かした教育の創造」を掲げ、私学教育の振興にまい進することを申し合わせた。

　事業計画では、時期は未定だが第二十五回研究協議会・教育懇話会を旭川明成高校が担当し開催することを決めた。

　また、三十年度教育研究実践校に、とわの森三愛高校、函館大妻高校の二校を推薦する。

　役員改選では、種市部会長を再任した。

　三十年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝種市政己（札幌大谷）

▽副部会長＝浅里愼也（北星学園女子）、山田伸二（函館大学付属有斗）、五十嵐敦子（旭川明成・新）

▽事務局長＝今城慰作（北星学園大学附属）

▽監事＝大西修夫（北海学園札幌）、石川直美（藤女子）

(関係団体 2018-05-17付)