道高校長協会各部会が総会等開く―看護部会　稚内高で研究協議会開催　間部会長　課題内容精査し全国連携

（関係団体 2018-05-17付）

当面する諸課題に関する協議も行った

　道高校長協会看護部会は九日、ホテルライフォート札幌で本年度総会を開いた。第五十三回道看護高校研究協議会などを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、部会長に美唄聖華高校の間義浩校長を再任した。

　はじめに、間部会長があいさつに立ち、山積する看護教育の様々な課題について指摘。その上で「このような課題は、道内だけではなく全国共通のもの。今後も内容を精査しながら全道、全国連携して取り組んでいきたい」と述べた。

　また、教育における働き方改革についてもふれ「看護については、専門性があることから実習先では引率教諭と病院のスタッフが一体となった指導が求められる」と強調し、今後も課題の解決策を探っていく考えを示した。

　議事に移り、役員改選のあと、本年度の事業計画を審議。第五十三回道看護高校研究協議会を稚内高で開催することを決めた。日程は十二月ころで調整する。

　このあと、「教育課程の編成に伴う課題」「看護教員の確保と研修の充実」をテーマ、当面する諸課題について協議を深めた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝間義浩（美唄聖華校長）

▽副部会長＝元紺谷尊広（稚内校長）　

▽監事＝濵田哲也（稚内教頭・新）

(関係団体 2018-05-17付)