札幌市教育地図研究会が総会　１１月に研究作品展など　永宮会長　伝統大切に新たな歴史刻む

（関係団体 2018-05-17付）

３０年度の事業計画を決定した

　札幌市教育地図研究会は十二日、市内のホテルノースシティで三十年度総会を開いた。十一月に市内のかでる２・７で第三十九回札幌市児童生徒社会研究作品展を開催するなど、三十年度事業計画を決定。役員改選では、永宮愼也会長を再任した。

　冒頭、永宮会長があいさつ。「道教育地図研究会とともに新たな歴史を刻みながら、伝統であるフィールドワークや授業研究、児童生徒社会研究作品展をこれからも大切にしていく」と話した。

　議事では二十九年度事業・会計決算報告に続き、三十年度事業計画や予算を決定。事業計画では十一月十七・十八日に市内のかでる２・７で第三十九回札幌市児童生徒社会研究作品展を行うほか、道地理学会と札幌地理サークルとの共催でフィールドワークを実施することとした。

　また、研究部では、重点として「小中の一貫した指導を探る授業研究会のより一層の深まりを図る」「研究部内の分担の明確化や他部との連携を密にして効率的な運営を図る」など四点を掲げ、小・中学校での授業研究会などに取り組むこととした。

　役員改選では、永宮会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝永宮愼也（南郷小校長）

▽副会長＝橋本敏昭（中央中校長）、相原正典（栄町中校長）、松村隆志（八軒小校長・新）、佐藤浩敬（清田緑小校長・新）

▽監査＝小池千秋（信濃中校長）、石野清隆（菊水小校長・新）

▽幹事長＝青柳吉乗（上野幌東小教頭）

(関係団体 2018-05-17付)