道小が第１回理事研修会開く　各機関と連携し課題打開を―本間会長　全連小大会運営体制など協議

（関係団体 2018-05-17付）

チーム北海道で活動していく決意を新たにした

　道小学校長会（本間達志会長）は九日、ホテルライフォート札幌で三十年度第一回理事研修会を開いた。各専門部の組織づくりと年間活動計画、第七十回全連小研究協議会北海道大会・第六十一回道小教育研究函館大会の運営体制などを協議。開会あいさつで本間会長は「道中学校長会、道公立学校教頭会、道教委や各市町村教委などの教育行政機関と連携を図り、活動することが教育課題の打開につながる」と述べ、「チーム北海道」による活動の推進を強調した。

　はじめに本間会長があいさつ。事務局の構成について、本年度末までは現状の組織を基本とし、本年度の研究大会終了後、道中との連携の在り方、ブロック再編や学校数減少に伴う地区再編などを検討する考えを示した。

　また、本年度当初における期限付教諭配置に関する実態調査結果を報告。全道の未配置による定数欠の学校の現状を踏まえ、近日中に道教委に調査結果を示す予定であることを伝えた。

　五月に道中学校長会、道公立学校教頭会とともに提出した「北海道文教施策・予算策定に関する要望書」、道中学校長会との連名による「本道教育の一層の充実に向けた教育条件の整備についての提言」の概要を示し、「道中学校長会、道公立学校教頭会はもちろん、道教委や各市町村教委などの教育行政機関と連携を図りながら活動することが、教育課題の打開につながる」と述べた。

　続いて議事に入り、大石幸志事務局長が昨今の教育情勢について説明。会務報告、第七十回全連小研究協議会北海道大会・第六十一回道小教育研究函館大会に関する協議などを行い、経営部、研修部、対策部、情報部の専門部会において、年間活動計画を検討・立案した。

　このほか、道教委義務教育課の川端香代子主幹が小学校英語、移行期間の時数調査結果からの留意点や道徳評価の資料について説明した。

(関係団体 2018-05-17付)