道産業教育振興会が総会開く　１０月に意見・体験発表会　高井会長を再任

（関係団体 2018-05-17付）

意見・体験発表会開催や会報発行などを決定した

　道産業教育振興会は九日、ホテルライフォート札幌で三十年度総会を開いた。十月に江別高校で道高校産業教育意見・体験発表会を開催することを決定。役員改選では、高井修会長を再任した。

　あいさつに立った石田健一副会長は、昨今の社会情勢が大きく変化し、様々な課題が山積していることにふれ「社会の要請に適切に対応しながら諸課題を乗り越え、さらなる発展のために産業教育がこれまで以上に大きな役割を果たすことが求められる」と述べた。

　同会として「産業教育を通して、勤労に対する正しい信念を確立し、職業の多様化や職業人として求められる知識、技術および技能を習得させるとともに、創造的・主体的な能力を養うことが極めて大切」と、産業界と教育界が連携して産業教育に取り組んでいく重要性を強調した。

　また、三年ごとに開催している産業教育フェアについて、次回の「さんフェア２０２０」に向け協力を呼びかけた。

　議事に移り、二十九年度の会務・事業・決算報告を承認したほか、本年度の事業計画などを審議。十月十六日に江別高で道高校産業教育意見・体験発表会を開くことや、会報を発行することなどを決定した。

　役員改選では、高井会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝高井修（㈱伊藤組代表取締役会長）

▽副会長＝川崎一好（道水産会代表理事会長）、石田健一（道農業協同組合中央会参事・新）

▽理事長＝福井誠（札幌琴似工業高校長・新）

▽監事＝鈴木恵一（市立札幌啓北商業高校長・新）、榎本敏生（札幌国際情報高校長）

(関係団体 2018-05-17付)