道特別支援副校長・教頭会が総会

（関係団体 2018-05-17付）

あいさつに立つ柏木新会長

　道特別支援学校副校長・教頭会は十四日、札幌市内の道立特別支援教育センターで三十年度総会を開いた。夏季研究協議会や冬季研究協議会の開催などを盛り込んだ事業計画を決定。新会長に真駒内養護学校の柏木拓也副校長を選任するなどした役員選挙結果を報告した。柏木新会長は「“会員相互のつながりを深め、学校課題をチーム力の発揮で解決する副校長・教頭会」を重点に、会務を推進していくと決意を示した。

あいさつに立った柏木新会長は、特殊教育から特別支援教育の転換が図られて十一年が経過したことにふれ「この間、道内の特別支援学校の在籍者数や学校数が増加するなど、特別支援教育に対するニーズが年々高まっている」と指摘した。

　また、特別支援教育に関する基本方針を踏まえ、着実に自校、地域の特別支援教育の充実を図ることや教職員の資質・専門性の向上、ミドルリーダーの育成など、直面する喫緊の課題に早急に対応する必要性を強調。その上で「本会として北海道の特別支援教育の充実と発展に努めていくことができるよう、本年度は“会員相互のつながりを深め、学校課題をチーム力の発揮で解決する副校長・教頭会”を重点に会務を推進していく」との考えを示した。

　議事に移り、本年度事業計画を決定。研修関係では、夏季研究協議会（八月八～九日、ホテルライフォート札幌）や冬季研究協議会（三十一年一月十一日、ホテルライフォート札幌）の開催などを盛り込んだ。

　また、過日実施した三十年度役員選挙の結果を報告。柏木新会長は「執行部員役員や地区理事をはじめ、会員の皆さんと連携して会の運営に尽力したい」と決意を語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝柏木拓也（真駒内養護副校長・新）

▽副会長＝野戸谷睦（札幌視覚支援教頭・新）、岩佐延寿（小樽高等支援教頭・新）、小山学（市立札幌みなみの杜高等支援教頭）

▽事務局長＝上村喜明（拓北養護副校長・新）

▽監事＝今井章文（札幌あいの里高等支援教頭）、益満等之（市立北翔養護教頭）

(関係団体 2018-05-17付)