【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道社会科教育連盟　新保元康委員長

（関係団体 2019-01-08付）

　新年あけましておめでとうございます。

　昨年十月には、札幌にて第七十三回北海道社会科教育研究大会を開催。全道全国から四百人を超える多くの皆様にご参加いただき、大きな成果を得ることができました。心より感謝申し上げます。

　また、全道各地区の組織が、それぞれの独自性を発揮し、北海道の社会科授業活性化のために努力してまいりました。全道の教育委員会はもとより、校長会、各学校のご理解とご支援があったからこそと重ねてお礼申し上げます。

　現在、私たちはいくつかのトライアルをしております。これらは、自分たちの原点をあらためて見つめ、次世代の言わば「社連２・０」への橋渡しを模索する試みでもあります。

①教科書を軸にした主体的・対話的で深い学び

②雪・交通・エネルギーなど、北海道の課題についての「社会に開かれた教育課程」

③全道の小学生が六年生まで北海道を学び続ける「ほっかいどう学」

④「Ｓｏｃｉｅｔｙ５・０」＋「働き方改革」時代の研究のあり方

　十八歳選挙権の時代です。全道の隅々まで社会科を盛り上げることが私どもの大きな使命。新年も愚直に努力を続けてまいります。どうか厳しくも温かいご支援を賜りたくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽新春学習会＝１月１９日（土）午後１時、ホテルライフォート札幌

▽第７４回北海道社会科教育研究大会＝１１月１日（金）、蘭越町立蘭越小学校、蘭越町立蘭越中学校、ニセコ町立ニセコ中学校

▼事務局＝道教育大学附属札幌小学校（事務局長―千葉一博副校長）

(関係団体 2019-01-08付)