標茶町の３１年度予算案　高校と連携し食育推進　教育費倍増、ＩＣＴ環境整備も

（市町村 2019-02-27付）

　【釧路発】標茶町は二十二日、三十一年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比〇・八％増の百十二億九千百万円で、教育費は倍増の十五億一千六百五十五万円。標茶中学校校舎防音工事に九億円を計上したため、大幅な増となった。

　新たに小・中学校にタブレット端末を導入するほか、ふるさと教育推進事業として小学六年生対象の釧路川カヌー体験を実施する。

　また、標茶高校の農場で小学校低学年が体験活動を行う食育推進事業、学校給食共同調理場の建て替えに向けた実施設計を行う。

　主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽標茶中校舎防音＝九〇、〇三九

▽教育用パソコン導入（新規）＝三、三一八

▽標茶高校教育振興会＝五〇〇

▽標茶高と連携した食育推進（新規）＝二

▽学習教材費サポート（新規）＝三四五

▽特別支援教育推進＝二、二一四

▽学校環境衛生調査＝六八

▽外国語指導助手招致＝九二八

▽ふるさと教育推進（新規）＝五〇

▽学校給食共同調理場改築（新規）＝一、九〇〇

▽図書館蔵書充実＝五二〇

▽北海道集治監釧路分館本館開館（新規）＝八一―開館セレモニー

(市町村 2019-02-27付)