１０月に第２回全体研修会　札幌市公立小中事務職員協議会　総会開く　石田会長を再任

（関係団体 2019-05-08付）

本年度の活動方針などを決定した

　札幌市公立小中学校事務職員協議会は４月２５日、市内のホテルライフォート札幌で総会を開いた。１０月に第２回全体研修会を行うなど、本年度の事業計画を決定。役員改選では、石田陽子会長（北野台中）を再任した。

　はじめに、石田会長があいさつ。平成２９年度から試行している学校事務の共同実施にふれ、新たな標準職務が、①主体的に担う業務②ほかの事務職員と連携してかかわる業務③共同実施を前提として段階的にほかの所属職員と連携してかかわっていくことが望ましい業務―の３点に分類されたことを提示。「本年度は６０校の共同実施校で試行する」と話した。

　また、「時代の変化に伴い、学校事務職員に求められる役割も変化している」とした上で、「市教委など様々な関係団体と連携を深め、従来の学校事務にとらわれない事務職員、教員の質の向上に貢献できる事務職員の視点を大切にして研究・研修を展開したい」と抱負を述べた。

　議事では、前年度の事業や会計監査報告を承認。また、本年度の活動方針を「札幌市の教育の実現に寄与するため、より良い学校事務の実現を目指し、本部および各区・会員の相互協力により、研究・研修を一層深め、親睦を図るための諸事業を実施する」と設定した。

　研究部では、全市研究テーマ「学校事務のこれからの研究について」のもと研究を進める。

　研修部では、１０月に第２回全体研修会、１２月に在職者研修を行う予定。役員改選では、石田会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝石田陽子（北野台中）

▽副会長＝後藤さゆり（北白石中）、成田淳（北野小）

▽事務局長＝森政蔵（幌東中）

▽事務局次長＝青木嘉和（澄川南小・新）、須摩健太（屯田北中・新）、松山美菜（厚別通小・新）

▽会計＝佐藤杏莉瑳（百合が原小）

(関係団体 2019-05-08付)