札幌らしい特色ある学校教育推進事業　実践校が取組内容説明　札幌市教委　連絡会議等開催

（市町村 2019-05-13付）

幼・小・中・高の連携などについても意見を交わした

　札幌市教委は９日、市内のＳＴＶ北２条ビルで札幌らしい特色ある学校教育推進事業の第１回研究実践校連絡会議兼推進検討プロジェクト会議を開いた。さっぽろっこ農業体験研究実践校以外の研究実践校の担当者と研究推進委員の学識経験者合わせて２３人が出席。説明や交流などを通して、事業の推進に向けて共通理解を図った。

　会議は、研究実践校・研究推進委員が本年度の様々な取組予定を説明、確認することで、事業の円滑な実施を目指すもの。また、雪・環境・読書の各テーマの研究成果や課題を整理し、今後の推進について検討することで、実践校・推進委員の研究の充実を図ることを目的としている。

　冒頭、佐藤圭一教育課程担当課長があいさつ。学識経験者の専門的な見地からの助言を生かして「事業を豊かなものにしていきたい」と意気込みを述べたほか、効果的に事業を推進するため「精一杯支援したい」と話した。

　続いて、教育課程担当課の森岡香子企画担当係長が①札幌らしい特色ある学校教育推進事業の趣旨等②各研究実践校事業の趣旨および推進③各園・学校における事業の推進④物品の購入等―の４点を説明。

　うち①では、幼・小・中・高のつながりを意識する視点をもって校種による違いなど、教育資源を共有するよう求めた。

　このあと、雪・環境・読書のテーマに分かれて各園・学校の取組予定を交流した。

　なお、８日にはさっぽろっこ農業体験研究実践校対象の会議が開かれた。

(市町村 2019-05-13付)