函館私学振興協議会が総会　国の動向注視し連携を　事業計画　全体研修会など

（関係団体 2019-06-03付）

函館市の私学振興の取組を強力に進めていくことを確認

　【函館発】函館私学振興協議会は５月２４日、函館花びしホテルで令和元年度の総会を開いた。本年度の事業計画、予算などを審議。全体研修会を開催することや研究紀要を発行することなどを決めた。

　はじめに、野又淳司会長があいさつ。最近の私学振興の動向にふれ、国において幼児教育の実質無償化が１０月から実施され、大学においては来春から、所得に応じて無償になることなどを説明。その上で、「今後も国などの動向を注視しながら、市に対して、本会の私学振興の取組を一層理解していただくとともに、各校・園、本会が連携、協力していこう」と呼びかけた。

　議事に入り、平成３０年度の事業報告、収支決算・監査報告を全会一致で承認。引き続き、事務局から本年度の事業計画案、予算案が提案され、全体研修会の開催や研究紀要の発行などを決めた。また、函館市への私学振興補助金の増額陳情および要請に関して確認。函館市の私学振興の充実に、引き続き力を入れていくことを申し合わせた。

　役員改選では、本年度が２ヵ年任期の２年目であることから、人事異動に伴う理事の選任のみを行い、全役員が再任となった。

　本年度の役員等はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝野又淳司（野又学園理事長・函館大学長・函館看護専門学校長）

▽副会長＝山田伸二（函館大付属有斗高校長）、木村一雄（木村学園理事長）

▽監事＝福島基輝（遺愛学院理事長・遺愛女子中高校長）、浅井睦子（函館大谷幼園長）

▽事務局長＝松田真治（野又学園事務局総務課長）

(関係団体 2019-06-03付)