川上会長の再任決める　日高管内教委連が総会開く

（関係団体 2019-06-04付）

あいさつする川上会長

　【浦河発】日高管内教育委員会連絡協議会は４月下旬、日高合同庁舎で本年度総会を開いた。管内７町の教育委員会、日高教育局から２０人が出席。本年度事業計画、予算などを決めたほか、役員改選では、川上松美会長をはじめ全役員の再任を決めた。

　あいさつに立った川上会長は、平成時代３０年間の教育の流れを振り返りながら「校内組織、校務運営の正常化が子どもたちの学力向上にもつながっている」と指摘。その上で、「私たち教育行政は、何を重視し改革するべきか、短期・中長期的に各町教委がしっかり見据え“チーム日高”として取り組んでいくことが重要」との考えを示した。

　続いて、顧問を務める日高教育局の波岸克泰局長があいさつ。「管内のすべての子どもが、自信をもって自分の道を進んでいくことができる教育環境整備が教育関係者に求められている。管内７町の教育委員会が連携を密にして、日高の教育を力強く推進してほしい」と呼びかけた。

　議事では、前年度の事業報告、決算報告、監査報告を承認したほか、本年度事業計画、予算を審議し、原案どおり決定した。

　役員改選では、川上会長以下全員の再任を決めた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝川上松美（えりも町教育長）

▽副会長＝本間稔浩（平取町委員）、髙野卓也（新ひだか町教育長）

▽監事＝土田作郎（日高町委員）、荒木輝明（様似町教育長）

(関係団体 2019-06-04付)