【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道学校体育研究連盟　中野正毅委員長

（関係団体 2020-01-07付）

　謹んで新年のお喜びを申し上げます。また、日ごろより本連盟の研究活動に対しまして、温かいご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

　昨年は、１０月１１日に釧路市において、第５６回北海道学校体育研究大会釧路大会を開催することができました。全道統一研究主題「自信がつく体育学習の充実」を受け、「自ら運動と向き合い、夢中になれる子供の育成～つながる体育学習」を大会主題に、小・中４校において、器械・器具を使っての「運動遊び・器械運動」「ボール運動・球技」の授業が公開されました。

　どの授業においても、児童生徒が伸び伸びと動き、ゲームを楽しみ、協働的に学ぶ姿を見ることができました。

　特に、釧路支部においては、長年「小中９年間の技能のつながりを明確にしたカリキュラム（９かり）」の作成と具体的な実践に取り組んできており、小中一貫教育を見据えた提案がなされ、授業後の分科会においても熱い討議が展開され大きな成果を共有できました。

　令和２年度は、１１月に北見市において第５７回北海道学校体育研究大会オホーツク大会を開催する予定です。小学校においては新学習指導要領が全面実施となる節目の大会となり期待しています。

　また、夏には東京オリンピックが開催され、運動・スポーツの話題で日本中が熱くなるはずです。学校においては、オリンピック・パラリンピック教育の取組を通して、「する、見る、支える、知る」などスポーツとの多様なかかわり方を体験的に学ぶことができるよう、学校体育の一層の充実を願っております。

　本年も、ご指導、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

▼新年の主な事業計画

▽令和２年度定期総会　

・日時＝４月１８日（土）

▽第５７回北海道学校体育研究大会オホーツク大会

・日時＝１１月２０日（金）

・会場＝北見市

▽第３０回全道研究担当者研修会（日時・会場未定）

▼事務局＝札幌市立二条小学校（事務局長―大牧眞一校長）

(関係団体 2020-01-07付)