【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道高等学校音楽教育研究会　玉木裕会長　

（関係団体 2020-01-07付）

　年頭に当たり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様には平素より本研究会の活動に対しまして、ご理解とご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

　昨年は１０月１１日、第６１回北海道音楽教育研究大会旭川上川大会を「音楽のよさや美しさを感じ、音楽と豊かに関わる力を育む音楽教育の創造」を大会主題として、音楽の街・旭川市で開催いたしました。

　高校の研究授業は、旭川実業高校の辻村慎太郎教諭が「変奏曲によるピアノの様々な表現を味わおう」と題して行いました。

　研究協議では、全道から参加した先生方の発言があとを絶たず、たくさんの情報交換や授業のアイデアを共有するなど、中身の濃い、実り多い研究協議となりました。

　午後からは開会式に引き続き、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・臼井学先生による全体講評をいただきました。記念演奏は「未来につなげよう　ぼくらの音楽」の演奏会テーマで、旭川上川地区の小中高校生による感動的なステージが繰り広げられ、最後は参加者全員による大会賛歌「このつどい　みのりあれ」の合唱で大会の幕を閉じました。

　本研究会は、会員相互の連絡調整を図り、相互の研究を深め、自主活動を促進し、北海道高等学校音楽教育の進展に寄与することを目的として設立されたものであり、音楽を通して本道高校生の感性を高め、創造的な態度を養い、豊かな情操を培うために活動を行っております。

　本年は、１１月１３日札幌市において第６２回北海道音楽教育研究大会札幌大会を「音楽のよさを分かち合い　確かな力を育む音楽教育」を大会主題として開催いたします。より多くの先生方の参加を、お待ちしております。

　今後とも皆様の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第６２回北海道音楽教育研究大会札幌大会

・期日＝１１月１３日（金）

▽地区主催（道内１１地区）の授業研究会、実技研修会、演奏会等

・期日＝各地区で計画予定

▽機関誌『どるちぇ』の発行＝２月予定

▼事務局＝札幌北高校（事務局長―山崎嘉将教諭）

(関係団体 2020-01-07付)