【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道小学校家庭科教育連盟　石澤優子会長

（関係団体 2020-01-07付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本連盟の活動に対し、温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　本連盟は、昭和２９年の発足以来、北海道の家庭科教育の充実・発展のため、講演会・研修会や研究大会の開催を主な事業として活動を進めてまいりました。

　昨年は、１０月１１日に、札幌市立厚別北小学校において、第３４回北海道・東北地区小学校家庭科教育研究大会・第５７回北海道小学校家庭科教育研究会札幌大会を開催いたしました。また、全国小学校家庭科教育研究会全国大会熊本大会にて、本連盟の研究実践の発表を行いました。

　大会主題「豊かな実践力を育み、未来を拓く家庭科教育」のもと、豊かな心と実践力を家庭科の学習を通して養うことを目指し、「自らよりよい生活を創り出す子供」を研究主題に設定し、実践を重ねてまいりました。新学習指導要領の全面実施を目前に控えた年に、北海道・東北地区の研究大会を開催できましたことは、大きな学びの一歩となりました。

　今後の社会を担う子どもたちには、社会の急激な変化に主体的に対応する力が求められています。一人ひとりが自立し、家族や地域の人々と共に支え合う生活を創造することが重要であり、家庭科教育の果たす役割は大きいと考えます。

　本連盟は、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るための自立の基礎としての家庭科教育の役割をしっかり見据え、今後も活動を進めてまいります。

　今後とも、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽冬季研修会・役員会

・期日＝１月１８日（土）

▽夏季研修会・役員会・総会　　　　　　　　　

・期日＝未定

▽第５８回北海道小学校家庭科教育研究大会旭川大会

・期日＝１０月９日（金）

▽第１４回札幌市小学校家庭科教育研究大会　　　　

・期日＝未定

▼事務局＝札幌市立上野幌小学校（事務局長―栃尾美加子校長）

(関係団体 2020-01-07付)