【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道へき地・複式教育研究連盟　古田統委員長

（関係団体 2020-01-08付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。日ごろより本研究連盟の事業推進に対しまして、ご理解とご協力、また多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本研究連盟は、昭和２３年に全道単級複式教育研究連盟として発足以来、へき地・小規模・複式形態の３特性を生かした地域に根ざす教育の探求とへき地校の教育条件整備を進め、ことしで７２年目を迎えます。

　本研究連盟の研究は実践的研究を基盤として、長期・課題別・共同研究を柱とした研究方式をとっています。

　令和元年度は、第１０次長期５ヵ年研究推進計画の初年度として、第６８回全道へき地複式教育研究大会空知大会を管内３市２町７会場において開催し、道内教育関係者３００人を超える参加のもと、多くの成果を上げることができました。

　第１０次長期５ヵ年研究推進計画の２年次目となる本年は、ここでの成果と課題を整理し、「へき地・複式校にこれからの教育の展望がある」との思いを胸に、さらなる一歩を刻まなければなりません。

　そのために、「ふるさと檜山の未来を担う子らに　笑顔かがやく豊かな心と　時代を生き抜く学びを」を大会スローガンに、第６９回全道へき地複式教育研究大会を檜山管内３町３会場で開催しますとともに、他教育研究団体との連携を強く図るなど、研究の深化・充実に向け組織を挙げて取り組んでまいります。

　本年も、変わらぬご指導、ご支援をお願い申し上げ、新年のごあいさつといたします。

▼新年の事業計画

▽第７０回全道へき地複式教育研究大会オホーツクプレ大会

・期日＝９月１８日（金）

▽第６９回全道へき地複式教育研究大会檜山大会

・期日＝９月２４日（木）～２５日（金）

▼事務局＝剣淵町立剣淵小学校（事務局長―温泉敏校長）

(関係団体 2020-01-08付)