【令和２年を迎えて　教育研究団体に聞く】　一般財団法人北海道高等学校野球連盟　狩野康弘会長

（関係団体 2020-01-07付）

　令和２年の新春を迎えるに当たり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。日ごろより本連盟の活動にご理解とご支援を賜り、心より厚くお礼申し上げます。　

　昨年の硬式・軟式野球の全国大会を振り返ってみますと、第１０１回全国高等学校野球選手権大会では、北北海道代表の旭川大学高校が石川県代表の星稜高校（大会準優勝）と、南北海道代表の北照高校が岐阜県代表の中京学院大中京高校（大会ベスト４）とそれぞれ対戦し、両チームとも緒戦突破はならなかったものの闘志あふれる粘り強い戦いぶりを見せてくれました。

　また、第６４回全国高等学校軟式野球選手権大会では、北海道科学大学高校が東中国代表の岡山県立矢掛高校に惜しくも敗れています。

　さらに、第５０回記念明治神宮野球大会には白樺学園高校が出場し、緒戦で東京地区代表の国士舘高校を破って駒を進めましたが、２回戦で関東地区代表・群馬の高崎健康福祉大高崎高校（大会準優勝）に惜しくも１点差で敗れました。ただ終始押し気味の試合展開はつぎの大会での活躍を大いに期待させるものだったと思います。

　このように道内高校野球の実力が全国レベルに高まっている一方で、野球人口の減少が課題となっています。道高野連では、これまでのベースボールフェスティバルや中体連連携推進事業等に加えて、高校野球２００年構想に基づくキッズフェスタ（未就学児等対象）を昨年に続きことしも開催し好評を博しております。成果はすぐにはみえてきませんが、これからも課題の解決に向けた諸方策を不断に講じてまいりますので、引き続きご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画（予定）

▽常任理事会＝２月７日（金）

▽第９２回選抜高等学校野球大会＝３月１９日（木）～

▽第１０２回全国高等学校野球選手権大会＝８月１０日（月）～

▽第６５回全国高等学校軟式野球選手権大会＝８月２６日（水）～

▼事務局＝札幌稲雲高校（専務理事―横山泰之教諭）

(関係団体 2020-01-07付)