ゆきとどいた教育すすめる道連絡会　条件整備求め運動強化　署名集約集会で取組確認

（関係団体 2019-12-25付）

来年２月までさらに活動に取り組む

　ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会は１４日、札幌市内の道高校教職員センターで「教育全国署名」北海道集約集会を開いた。この日までに集めた４万８３８筆の署名をさらに上積みして来年、道議会に提出し、教育条件整備を求める請願採択に向け取り組むことを確認した。

　教育全国署名は、全日本教職員組合などで組織するゆきとどいた教育をすすめる会が実施。３５人以下学級の実現、教職員の定数増、教育無償化など教育条件整備を求めるもので、全国の署名を集約し、国などに提出する。

　約８０人が参加した集会では、北海道連絡会代表委員を務める道高教組の尾張聡中央執行委員長があいさつ。「この集会を、変形労働時間制の問題に対する取組も含め、私たちの運動の交流の場としたい」と呼びかけた。

　続いて、事務局が教育をめぐる情勢や署名運動の経緯などを報告した。

　署名数は１４日現在、北海道連絡会として３万８８３８筆、私学分を含めて約８万筆を達成。さらに上積みし、来年２月、道議会に提出し、教育条件整備を求める請願採択に向け取り組むことを確認した。

(関係団体 2019-12-25付)