新型ウイルス影響の臨時休業―札幌市教委　市立小・中は６日まで　受験生は３日に事前登校

（コロナウイルス関連 2020-02-28付）

　札幌市教委は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、市立小・中学校をきょう２８日から３月６日までを臨時休業とした。特別支援学校については、在籍する児童生徒が障がいや病気などの基礎疾患を抱える場合が多いことから、２７日から３月６日に設定。なお、中学３年生のうち、３月４・５日の高校入学者選抜を受検する生徒は、３日を事前登校日とする。

　北海道における感染の流行を鑑み、早期に終息させるため、児童生徒の体力の保持・回復や教職員自らの健康管理を行うとともに、各学校における対策の充実を図ることをねらいに措置したもの。

　小・中学校を２８日から３月６日まで臨時休業とした。高校入学者選抜への対応では、生徒が発熱などの症状が出るなど、心配な点がある場合は速やかに学校に連絡するよう伝えるほか、３月４・５日高校入学者選抜を受検する生徒は、３日を事前登校日とすることとした。

　特別支援学校については、在籍する児童生徒が障がいや病気などの基礎疾患を抱える場合が多いことから、一日早い２７日から３月６日を臨時休業に。山の手養護学校高等部と市立札幌みなみの杜高等支援学校の卒業式の対応については、３年生は３月１日を登校日とし、卒業式を挙行する。

　６日以降については、新型コロナウイルス感染症の流行状況を踏まえ、臨時休業の延長を検討することとしている。

(コロナウイルス関連 2020-02-28付)